毎朝の習慣… ページ44
朝…
ユノヒョンに起こされた…
僕たち、皇居の周りを
ジョギングするんでしょ？って…
本当にやるんですかぁ…
僕、少しは走るつもりだったけど
皇居までホテルから
けっこう距離あるじゃないですか…
もっと短かい距離だと
思ったんですよ〜…
ジャージに着替え
ジョギングシューズを履いた
ユノヒョン…
キャップに
七色に光るサングラス姿は
どこから見ても立派な
お父さんですね…
YN『チャンミン、早く〜♪
後で加藤さんたちと
パンケーキ食べに行くんでしょう？
加藤さん、約束より
ちょっと早めに来るから
早めに出た方が良いと思うよ…？』
CM『…！…なんですって！』
急いで僕もジャージに着替え
ジョギングシューズを履いたけれど
キャップとサングラスを忘れた…
タウンの中では
両方とも必要無いからだ…
YN『ほらっ、貸してあげる！』
青ヒゲ面のユノヒョンが
ニンマリと僕に
黒のナイキのキャップと
青のスポーティーなサングラスを
貸してくれた…
コレは以前に加藤さんに
スポーツショップに
連れて行ってもらって
ミレエと一緒に選んだものらしい…
ミレエはアディダス
ユノヒョンはナイキと
ウエアやシューズを買ったらしい…
加藤さんとショッピングなんて
羨ましい…
加藤さんに似合いますね！とか
チャンミンさん
格好良すぎです！とか
ジャージ
もっと長いのありませんか？
足が長くてズボンが短いわ！とか
言われて…
加藤さんが選んだものを着て
応援しに行きますね？…なんて…
YN『…お〜い、チャンミ〜ン
帰ってきて〜
加藤さんが来ちゃうよ〜』
CM『ハッ！
ヒョン、行きましょう！
急げ！急げ！』
サングラスを掛けて
２人で皇居に向かって
首都高の下に沿って走る…
長身のイケメン２人だが
２人とも
ヒゲを剃らずに走っているから
誰も僕らをスーパースターの
東方神起とは思わないようだ！
男『〈チョンさん、おはよう！〉』
YN『〈渡辺さん
おはようございます！〉』
いきなりユノヒョンは
男性ランナーに声を掛けられ
挨拶を交わした…
すれ違う人の中に何人か
ヒョンに挨拶して行く人がいる
ユノヒョンからも
挨拶する人もいて
ユノヒョンは来る度に
ミレエと一緒に毎朝走っていたと
わかった…
だから、体型を
維持していたんですね…
ダンスレッスンしていても
少し息切れするくらいで
すごいなぁと感心していたけれど
今、あなたは僕の隣で走りながら
ずっと喋りっぱなしだ…
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作者名：tomo | 作成日時：2014年4月11日 10時
