潰してしまった… ページ34
アムロさんが帰って
クーちゃんは
来れない事がわかって
少しガックリした新人たち…
そのうちに
社長がパル君を呼んで
何か余興をやってくれと
言い出した…
一気にテンション下がるパル君…
ムッとした顔をして
社長をガン見している…
パル君は社長に
酒は強い方か聞いた…
それだけで昨日
居たメンバーは気づいたと思った…
だけど、小林さんも丸山さんも
パル君を見ていなかったみたいだ…
社長はお酒に強いみたいで
パル君の飲み比べに
応じてしまった…
社長の指示でお店の
ビールと焼酎が用意されてた…
ビールグラスに
ワンショット用のグラスが
セットされて
ユノさんとマネさんが
ビールと焼酎を注いでいく…
サユリさんは隣に来て
コレが爆弾酒の飲み比べだと
教えてくれた…
向かい合わせた社長とパル君…
犬猿の仲という言葉がよく似合う
２人の目の前に６杯の爆弾酒が
用意されて
２人は乾杯すると
一気にグラスを煽った…
まったく同じ感じの２人…
２杯目もまた乾杯して飲む…
３杯目もまた変わらない…
次に泡盛を１本ずつ飲む…
次にウィスキーもボトルで…
明らかにウィスキー途中から
社長の目がおかしい…
パル君はスゴく陽気になって
ウィスキーを飲み終わって
手酌でテキーラを飲んでいる…
とうとう社長はテーブルに
突っ伏した…
８『〈誰か〜社長を
一応、病院へ連れて行って
胃洗浄してもらった方がいいよ〜！
アルコール中毒で
救急車呼んだら
恥ずかしいでしょう…？〉』
社長の秘書と丸山さんが
社長を抱えて
お店を出て行った…
小林『〈パル君は
何ともないのかい…？〉』
８『〈はい！お騒がせ致しまして
すみませんでした！…(笑)
カルパッチョまだあるかな〜？〉』
YN『〈はい、はい！
カルパッチョ食べたら
そろそろ帰ろうか…？
まだ、このあと中本に
行きたかったんだろっ…？〉』
８『〈あ〜っ、そーだった…
えーっと僕がココで
飲んで食べた分は〜…
３万くらいかな？
３万置いていくんで…
足りなかったら
すみませんっ！
ご馳走になります！〉』
カルパッチョと
飲みかけのテキーラを飲んで
パル君とユノさん
マネージャーさんは
外で待機していたSPさん達と
タクシーに分乗して
去って行った…
歓迎会のはずなのに…
ただの飲み会になってしまった…
ユノさん達は
明日の午前中の便で帰る…
私と小林さんが
また羽田まで９人を送って行くんだ…
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作者名：tomo | 作成日時：2014年4月11日 10時
