別れの予感… ページ4
マネ『あれ…？
あれ、チャンミンの
彼女じゃないのか…？
たくさん買い物してきたなぁ〜
あ…』
ハンナの後ろから男が降りて
ハンナに別れを告げると
タクシーで走り去った…
僕らの些細な喧嘩の原因は
パル…
つまり、ミレエの事だった
綺麗な顔に
細い身体で激しいダンス
トークをすれば面白くて…
ユノヒョンと一緒に
仕事をするようになって
さらに礼儀正しくなって
ファンにも優しい姿を
見せるようになってから
パルの人気がさらに上がった…
ハンナの電話にも必ず毎回
今日のパルはどうした、こうしたと
確実にパルのファンだ…
頭にきて電話を切った事もあった…
僕らのユニットの時には
１枚のCDも買っていないって
言っていたのに…
ハンナは僕らに気づかずに
マンションに入って行った…
CM『あの…やっぱりいいです…
今夜は帰りましょう…』
YN『チャンミン…』
CM『いいんです…
マネヒョン…車出してください…』
ゆっくりとバンが動き出す…
YN『運命の相手と思うなら
諦めないで
もう一度電話くらいしてみなよ…？
ちょっとした喧嘩なら
すぐに仲直りできるさ…』
ほとんど喧嘩してから
僕から電話もせず
自然消滅させていた事も
ユノヒョン達には言っていない…
僕から動けば何かが変わるのか…？
僕に人気がまた出てきたら
君は戻ってくる…？
パルが引退したから
僕に連絡取りたがってるのかな…
スマホを見たら
君からの着信やLINEが
数件入っていた
だけど
さっきの状況を目撃してしまって
実は別に好きな男が出来たのかな…
今のヒョンの優しい言葉も
マネヒョンの温かい眼差しも
とにかく今はまだ
素直に受け止めれなくて…
バンは久しぶりに
みんなが待つ自宅へ向けて走った…
ママ『チャンミン…(笑)
お帰りなさい…ミレエ〜！
ミレエ〜！
チャンミン帰って来たわよ〜！』
ママが２階に向かって声を掛けると
『はーい！今行く〜！』と声だけは
聞こえてきた…
リビングにいたジフンとジヨンは
ユノヒョンが入って来た途端
飛びつき、抱っこをせがんだ…
前に会ったのは旧正月で
あれから約半年…
ここにも少し居たけど
ギュラインで集まったり
実家へ帰ってアボジと
酒を酌み交わしたり…
ジフンやジヨンと接する時間が
あまり無くて
僕に人見知りしているんだと思う
YN『ほら、ジフン
チャミヒョンだよ…？』
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作者名：tomo | 作成日時：2014年4月11日 10時
