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20・猫舌なんす【七夕】 ページ20

出来てから少し時間のたったおかゆを、モトキの眠るシルクの部屋に持っていく。部屋は窓から入ってくる光だけで何となく神秘的だった。満月と星の光が彼の顔を照らす

モトキ「A……?」

『あ、起きてた?』

モトキ「うん。ちょっと前から」

そう言う彼は朝より少し体調は良さそうでほっとする。おかゆ持ってきたけど食べる?と聞けば食欲は有るみたいで、ゆっくりと食べ始めた

隣の部屋からははじめさんとシルクの笑い声が漏れる

モトキ「はじめさん、泊まり…?」

『おう。いつの間にか終電なくなっててそのまま家に……どう?美味い?』

「トマトがおいしい」

『良かった。風邪ひいてる時は汗かくし、体が塩分を欲してるからね。美味しく感じるでしょ』

頷きながら黙々と食べるモトキ。もしかしてお腹すいてたのかな、だとしたらごめん
お昼は寝てるとばかり思ってたからさ

食べ終わるあいだ他愛の無い話をして時を埋める。昨日の話は一切でなかった

モトキ「はじめさんが居るのに俺がこの状態だから、皆リビングで雑魚寝になっちゃうね……なんかごめん」

『大丈夫みんなそんなこと思ってないよ。モトキは早く治さなきゃね』

うん、なんて弱々しい返事。やっぱり完全には治って無いようだ
食べ終わった食器を持って部屋を出る。モトキには薬を飲ませて、眠ってもらった

はじめ「あ、Aモトキどうだったー?大丈夫そう?」

『少しづつ回復してるみたいです。近いうちに復活すると思いますよ』

シルク「お疲れ様。お前も飯食えよ」

囲んだ机にはとっくに冷えたグラタン。猫舌の俺には丁度良い。
食べながら部屋を見渡す。マサイの家では編集スペースになっているあの空間。シルクの家では動画で作ったものやら、機材やらが散乱している

そのうちの一つ、バスケットボールに目が止まる。

『そういや、この3人バスケ経験者ですね』

シルク「確かに」

はじめ「よく考えたら俺シルクと戦ったことあるけど、Aとは無いね」

3人で目を見合わせる。全員の口角が二マリと上がった。

21・トーナメント【バスケ】→←19・織姫と彦星【七夕】



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友美桜(プロフ) - まなかさん» ありがとうございます(´˘`*)まちまちになってしまってますが頑張ります! (2018年1月7日 6時) (レス) id: 780399e946 (このIDを非表示/違反報告)
まなか - すごく面白いです! 更新頑張ってください^^* (2018年1月6日 10時) (レス) id: d753ca05a1 (このIDを非表示/違反報告)
友美桜(プロフ) - みかんさん» すみません。最近何かと忙しいくて更新できていません…。ですが、少しずつ書いているのでご安心ください。用事が一段落したらまた毎日更新出来るかと。ご迷惑おかけします。体調にも気をつけますね。ありがとうございますσ(´ω`*) (2017年10月11日 7時) (レス) id: 780399e946 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - 少し早めに書いていただくと嬉しいですこれからも体調崩さずに頑張ってください! (2017年10月8日 8時) (レス) id: 3b59d20649 (このIDを非表示/違反報告)
れやーと - 友美桜さん» いえいえ…!こちらこそ、失礼しました!イベント参加、全然迷惑じゃないです!むしろ嬉しいので、どうぞお気軽に…(●´ω`●) (2017年9月6日 12時) (レス) id: 560fb3554a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:友美桜 | 作成日時:2017年8月9日 2時

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