6話 ページ6
ケイ
休日
暇で暇で仕方のなかったので、俺はまおーと王さまの家に突入し外に連れ出した
魔王「マジ、なんだよ…俺眠い」
王「締めるぞ」
ケイ「暇だったんだよ！とりあえずカラオケ」
俺たち三人が遊ぶときは基本カラオケに行く
理由は簡単、他に行くところがないからだ
それに、もう一つ付け加えるとしたら…
王「〜♪」
王さまの歌声を聴くため！！
王さまは歌うのが上手い、上手過ぎるのだ
魔王「〜…♪」
まおーは特別上手いと言うわけでもないが、まおーの歌い方が好きだ
カラオケが終わったら
その次は、ゲーセンに行く
まおーはゲーセンが上手い、なぜかは知らない
ケイ「あっ…」
俺の目の前に、メル○ィーキ○スがあともう少しで落ちそうだ
これなら簡単に取れるだろう！！
そう思いその台に100円玉を入れた
まおー程ではないがそれなりに出来る
ケイ「あと、少し…」
もう一回100円を入れる
ケイ「あ、100円玉がない」
仕方ない、1000円を崩す
それの繰り返し…そして結果は
ケイ「よっしゃ！取れた！！」
魔王「いやいやいや！取れた！！じゃねぇよ…！！」
王「お前何円使ってんだよ！？普通に買ったほうがいいだろ！！」
ケイ「え、そんなに使ってないし」
俺がそう言うと、「こいつマジか」と言ったような顔をした
財布を確認してみると
中に入っていたお金がない…
ケイ「嘘だろ…」
王「ほっっと、お前アホだな」
魔王「俺に言えばよかったじゃねぇか」
ケイ「いや、俺にもできると思って…」
王「えぇ…こいつバカだ」
多分、3,500は使った
もう、やるのはやめてまおー達について行こう
王「あ、まおーこれとってよ」
魔王「は？いらねぇだ、ろ」
まおーの言葉が途切れた、何事かと思いみると王さまがまおーにキラキラ攻撃をしていた
キラキラ攻撃とは、いつもかけているメガネを外しその名の通りキラキラすることである…
まおーはこれにものすごく弱い
魔王「んっ、わかったからやめろ…」
王「やった」
ちなみに、俺もあのキラキラ攻撃は弱い
めちゃくちゃ弱い…
なぜって？
王さまってたまに可愛いことしてくるからだよ…
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作者名：中原白也 | 作成日時：2018年2月27日 20時
