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27話 ページ27

『ふぁ〜っ、眠い…』

王「本当、もうホテル行きたい…」

ケイ「早いなオイ」

さー「せっかく来たんだから楽しもうぜ?」

二日目…海に来た

あ、そうそう昨日の夜結局まおーは戻って来なかった

朝俺たちを起こしに来た時に戻ってきたんだと思う、何してたんだろう…

魔王「はぁ…寝てよ」

ケイ「いつにも増して眠そうだなまおー」

王「まおーは自業自得だよ」

魔王「王さま気づいてたのかよ…」

俺とケイは何のことか分からず疑問を持った

昨夜のまおーについて、だよな?

まおーは王さまを苦い顔をして見ていた

王さまは呆れ顔だ

王「まぁ、ほどほどにね」

魔王「もうしねぇから…尾崎先生に捕まる」

尾崎「私がなぁーに?♡」

ケイ「尾崎先生、って…なっ!?」

さー「マジか、先生」

尾崎先生はビキニで現れた

まぁ、海だしいいんだけど…尾崎先生胸デカいから強調されてて…なんというか

あお「真皇、お待たせ」

ティル「着替えるのに手間がかかっちゃて…」

魔王「おぅ…」

ケイ「あ、今まおーきゅんってしだろ!」

あ、ケイ殴られた

一瞬だったがまおーの顔が緩んだ、ちゃんとまおーも二人のこと好きなんだな…

なんて微笑ましくてニヤニヤしてたら頭を鷲掴みされた、クソ痛い

ケイ「イテテ、容赦ないな…ん?あれ、あおちゃんそこどうしたの?」

あお「は?何のこと?」

ケイ「あたり強ぃ…首の所赤くなってる!虫にでも刺された?」

あお「っ…!?」

魔王「…」

顔が真っ赤になったあおちゃんが勢いよくまおーを見た、が

まおーは逆に逸らした、とぼけ顔で

王さまは「うわぁっ」って小さい声で呟いた

なんか、察したわ…

尾崎「あ!まおー、日焼け止め塗ってくれる?」

魔王「は…まぁ、いいけど」

尾崎「ありがとう♡」

そう言い尾崎先生がまおーに渡したのは、日焼け止めではなくローション…

それを見た時まおーは固まり、嫌そうな顔を見せた

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作者名:中原白也 | 作成日時:2018年2月27日 20時

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