26話 ページ26
魔王「あ"ぁ"、もう無理…」
王「同じく…死ぬ」
ケイ「本当それ、これ生徒の仕事じゃないだろ…」
さー「おーおつかれ」
今日一日目のスケジュールをこなしホテルに来た
まぁ、この後夕飯とか風呂とかあるけど…まぁ一息ついた
しばらく何もないから俺は荷物の整理を、三人はベッドに横になってゴロゴロしてる
制服も脱ぎ散らかしてるし…
つか、点呼とか普通教員がやるだろ
何で生徒会に任せてんだ
さー「つーかさっきからまおー、電話ずっと鳴ってるぞ」
魔王「あー…誰から?」
さー「あおちゃん」
俺がそう言うと、納得した表情をまおーはした
なんか約束でもあったのか?
疑問に思っているとまおーは電話に応答した
魔王「もしもし、おう…いいよ、あぁわかった話つけとくから…夕食の時に言う、そう…ん、また後で」
ケイ「くそぉ!リア充しやがって!!」
王「非リアの嘆き…不様だね」
さー「あおちゃんと約束でもしてたのか?」
魔王「いや別に…あぁ、今夜俺居なくても先寝てろよ」
そう言いまおーは脱ぎ散らかしてた制服を拾い着替えた
不思議そうに見ていると「ちょっと行ってくる」と言い部屋を出てしまった
なんか急にやる気出した感じ??
ケイ「どこ行くんだろうな〜」
王「・・・」
さー「どうした王さま」
王「うんん、なんでもない…みんな今日は早く寝よう」
なんかを悟った表情で言った
なんか分かったんだな絶対…目が死んでるし聞かないほうがいいか
結局まおーは夕食の時までに部屋に戻って来なかった
ギリギリまで待ったけど時間に遅れるのもやばいので、置いて出て行った
夕食を食べる大広間まで移動する間にまおーの影が見え俺たちは追って行った
追わないほうが良かった………本当に
魔王「ごめんな、ティル」
ティル「…今度デートして」
魔王「あぁ、する」
ティル「今から抱きしめて、キスして…」
魔王「…わかった、おいで」
くそリア充滅べ、修学旅行で何してんだこいつ、ふぁっ○ゅう
しかも魔王気づいてやってる、さっき目があった
ドヤ顔された、くそウゼェェェェエ!!!!見せつけやがって!!!
少し経ったらティルは満足した顔でまおーと別れた
魔王「覗き魔の諸君、何か言いたい事は?」
ケイ「昇天しろ」
さー「土に還れ」
王「○ね」
魔王「ひどっ、勝手に見たのそっちなんだけど…」
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作者名:中原白也 | 作成日時:2018年2月27日 20時