私日常 (ページ15)

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15話ページ15

ケイ「…はぁあぁあ？掛けぇえぇえ？？」

魔王「おう♪掛け、しようぜ？あと、何でビブラートかけた？」

王「別にいいけど…嫌な予感しかしない」

と王さまが言うとケイは思い出したようにハッとした表情し嫌そうな顔をした

ケイ「まおーの掛けに勝った奴今まで誰もいないじゃんか…」

魔王「ふはっはっはっはっ」←

りょう「ふん、この掛けは無しだな」

そう言い、コートに入っていこうとするりょうくんにある提案を投げた

魔王「…じゃあ、俺達が負けたら"なんでも言う事一つ叶えてやるよ"つったら？」

さー「え？は？ま、まおー！？」

ケイ「流石にそれは…」

王「まおー…」

今俺が出した条件がどれほど危険なのか…そんなの自分で知ってる

この学校では絶対的生徒会がルールだ

その生徒会のトップである会長の座だって奪える

それはこの学校では、いい事では無く悪い事だ

1が変われば、2が変わるってな？

上が変われば下も…全てを覆される

そんな事承知の上での条件だ

魔王「で、どうすんだ？やる、やらない？」

りょう「俺はやる」

ケイ・王「・・・」

りょうくんはギラリと瞳を光らせてた

が、他二人は乗り気ではない…仕方ない

魔王「あっ、因みに俺たちが勝ったらお前ら三人の秘蔵写真町中にばら撒くから」

ケイ・王「よし、やるか！」←

全員に承諾を受けたところで試合を開始する準備をする

軽く体をほぐし、さーくんと話す

さー「勝証はあるのか？」

魔王「あたりまえ、試合始まったら分かるって」

さー「…あとで秘蔵写真見せろよ」

魔王「もちろんさ」

硬い握手をしコートに入っていった

よっしー先生が挨拶し、スタートの笛を鳴らした

ボールは王さま達から

さー「よっと…」
魔王「ナイス～、いくぞー」
ケイ「ブロック！」りょう「・・・」

バレー部エースのさーくんの強烈なスパイクに対して、ブロックはケイ…一人

後ろで構えていた王さまとりょうくんも取れるわけなく俺たちに得点が入った

ケイ「おい！なんでブロック飛ばねーんだよ！！今のは俺とお前で！」

りょう「飛んでも止められるわけないだろ！だったら後ろで構えてた方が可能性はある！！」

王「はぁ…めんどくさ…」

王さまが仲介にはいり、低身長の二人の頭を掴み離した

二人は未まだ睨み合っている

さー「なるほど、勝つ自信しかねーわ」

魔王「だろ？まぁ、でも…」

さー「？どうした？」

俺は「何でもない」と言い少し笑った

面白そうな事思いつ～いた♪