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それから、誹謗中傷のようなメッセージは大分減ってきた。









私のファンからは毎日のように心配ですとか大丈夫ですかとか優しいメッセーを送ってくれる。









それがとても励みとなった。









広臣ファンからも、そのようなメッセージが送られてくるようになってきた。









すると、広臣から電話がかかってきた。









広「Aって確か明日はオフだよな?」









「そうだけど?」









広「明日さ俺たちも急遽オフになったんだけどさ、三代目のメンバーが俺たちの結婚を祝いたいって言ってるんだけどいい?」









「もちろんだよ!!嬉しい。」









広「じゃ。」









それから長い仕事が終わって家に帰る。









帰ってすぐに夕飯の準備をする。









今日はとんかつにしよう。









私がとんかつを揚げていると広臣が帰って来た。









広「ただいま。」









「おかえり〜。」









広「あああ、いいにおい。今日のご飯は?」









「とんかつ。」









広「マジ?今日は肉が食いたい気分だったんだよなぁ。さすが俺の自慢の妻。俺の気持ちまでお見通しなんだな。」









自慢の妻だなんていわれてみると照れくさい。









「そう、何でもお見通し何だから!!」









広「ええ、それ自分で言っちゃう〜?」









「そうやって言ってきたのは広臣のほうでしょ!?」









広「笑」









「なに!?」









広「Aも俺に似てきちゃったな。素直じゃないとこ笑」









「広臣のせいだからね〜!!」









こんがりと上がったとんかつを皿に移して端っこだけ切る。









「広臣食べてみる?」







すると、広臣は口を開けて









広「ほら、早く。腹減ったよ。」









「もう、しょうがないんだから。」









そういって、私は広臣が開ける口の中にとんかつの切れ端を放り投げた。









広「うんま!!!!」









「早くご飯にしちゃおう!」









広「俺も手伝うよ!!」









いつか、世間から認められる夫婦になれたらな。









今は認められないかもしれないけど少しずつ頑張ればきっとみんなは見てくれるはず。

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作者名:うさぽん | 作成日時:2017年10月7日 21時

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