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「岩ちゃんの冷蔵庫にある食材使っても大丈夫〜?」
岩「・・・いいよ。」
岩ちゃんは余程辛いのか起き上がろうともせずぐったりとしている。
こんなに弱った岩ちゃん、見たことない。
私は冷蔵庫にあった食材を取り出して御粥を作り始めた。
お母さんから教わった、栄養たっぷりの御粥。
出来上がった御粥を岩ちゃんの元に持っていく。
「岩ちゃん、御粥作ったから食べない?」
岩ちゃんは、うっすらと微笑んでゆっくりと起き上がった。
岩「・・・うわ。美味しそう。」
岩ちゃんは、美味しそうに食べてくれた。
なんだか、ハムスターみたい。
岩「元気でそう・・・。ありがとう。」
すると、岩ちゃんの部屋中にインターホンが鳴り響いた。
あ、もしかして広臣?
私は急いでドアを開けると、そこには三代目のメンバーがいた。
「あ、みんな!!早かったね?」
広「・・・ああ。岩ちゃん起きてる?」
「うん、今御粥作って食べさせてたから。」
そういって、みんなは岩ちゃんの部屋に入った。
隆「岩ちゃん大丈夫!?」
直己「顔が死んでるけど・・・。」
岩「・・・さっき御粥食べたから・・・ちょっと良くなったかもしれないです・・・。お騒がせしてしまってすいません・・・。」
岩ちゃんは申し訳なさそうに頭をぺこぺこさせていた。
健「謝ることなんもないねん!熱は下がったんか?」
「あ・・・少しずつ下がってきてはいるんだけどね・・・。まだ38度ある・・・。」
広「マジ?」
直人「岩ちゃん、これ俺たちから。ゼリーとか体にいいもん買ってきたから食べてな!」
岩「あ・・・すいません。ありがとうございます・・・。」
E「岩ちゃん・・・1人で大丈夫なの?」
隆「確かに。」
「あ、私が付き添うから大丈夫だよ!今日からずっと一緒に居る仲だし?」
岩「え・・・・・でも・・・・」
広「そうだよ。丁度いいじゃん。A、岩ちゃんのこと頼んでもいい?」
「もちろん!」
広「岩ちゃん、羽目だけははずすなよ?」
岩「そんな元気・・ないですよ笑」
隆「ほら、臣帰るぞ!!じゃ、お大事に〜〜!」
広臣は?違うし!!!
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作者名:うさぽん | 作成日時:2017年10月7日 21時