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仕事はあっという間に終わり上野マネージャーの車に乗って自宅に戻った。
そして、大きな箱を手に持って三代目の事務所まで向かった。
上「帰りは臣に送っていってもらいな笑!」
上野マネージャーはそういい捨てて車を走らせた。
それから、事務所の人に三代目の楽屋まで案内された。
すると、向かいから岩ちゃんが現われた。
岩「あ、Aちゃん!久しぶりだね!!」
あれから、会ってないから少しだけ緊張しちゃう。
「岩ちゃん!!」
岩「この前のことは気にしないでよね?」
そう言って三代目の楽屋の中に入るとみんな目を丸くしていた。
直人「その箱の中身めっちゃ気になる〜。」
隆「開けてもいい?」
私は丁寧に少しずつその箱を開けると、みんなの目がさらに丸くなった。
「みんなのために作ったんだ・・7周年おめでとう!」
隆「A〜〜ありがと〜〜〜!!」
みんなに抱きしめられてなんだか私も涙が出てきた。
広「これ手作りってことだよな・・・?にしてもすごくないか?」
健「1人で作ったんか?」
「うん。実は私パティシエの資格持ってるんだよね。」
E「すごいじゃん。」
直己「写真撮影でもしようか!Aちゃんも入って!」
私の作ったケーキの後ろでみんなで写真撮影。
その後は、名残惜しい中ケーキを切り分けた。
「広臣にはあげませんからね?」
広「は?」
「だって、私に意地悪なこと言ったから。」
隆「臣ちゃんそれはないよ〜!」
岩「優しくしてあげてください。」
広「ごめんよA〜〜!」
「はいはい。」
みんなは美味しそうに食べてくれた。
それが嬉しくってたまらなかった。
あっという間に私のケーキはすっかり綺麗になくなってしまった。
広「売ってるケーキより美味いよ。」
「それは言いすぎだよ〜〜!」
健「いや、ほんまに!」
そういってくれうのなら嬉しいな。
みんな喜んでくれてよかった。
「直己さん。」
直己「ん?」
「誕生日おめでとうございます。」
直己「ありがとう!」
頑張ってよかったな。
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作者名:うさぽん | 作成日時:2017年10月7日 21時