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翌日。






もっと一緒に居たかったけど、今日は朝が早いから置手紙を机の上において広臣を起こさないよう、そっとドアを閉めた。









そして、タクシーを捕まえて自分のマンションへと急いだ。









今日から7日間、岩ちゃんとの撮影。









とても、ハードだけど頑張らなきゃ。









自分のマンションに着いて準備を済ませると、広臣からメッセージが届いていた。









広『昨日はありがと。朝早くて大変だろうけど頑張ってな?』









『広臣、おはよう。よく眠れた?広臣もがんばってね!』









あ、いけない!時間だ。









私は急いで上野マネージャーの車に乗った。









上「おはよ〜。」









「おはようございます!」









上「今日から中々ハードな日々が続くけど、無理しない程度に頑張るんだよ?」









「はい。頑張ります!」









撮影現場に到着すると、すでに岩ちゃんは到着していた。









岩「あ、Aちゃん。おはよ?」









「岩ちゃん、おはよ〜!あれ?岩ちゃん、元気ない?」









岩「んん、気のせいだよ〜!寝不足なんだよね。今日から頑張ろうね!」









にしては、顔が普段より青白い。









もしかして、風邪でも引いたのかな?









でも、寝不足のせいなのかも。









撮影は無事に進み、やっと7時間もの長い撮影が終わった。









時計を見れば16時。









1日経つのって早いな〜。









「あ、岩ちゃんお疲れ様!」









岩「・・・あ・・・ああ・・・お疲れ」









にしても、岩ちゃんの顔色、朝よりすごい悪くなってない??









「岩ちゃん・・・絶対寝不足じゃないでしょ・・・?」









岩「ち・・・違うよ。寝不足だって・・・・」









岩ちゃんは立とうとしたのか、中々力が入らず私に向かって倒れてきた。









「ちょ・・・・岩ちゃん!?!?」









私は倒れてきた岩ちゃんを支えた。









岩ちゃん・・・これ、寝不足なんかじゃない。









すごく熱い・・・・









スタッフさんが体温計や氷や毛布などをたくさん持ってきて岩ちゃんを抱きかかえた。









岩ちゃんは余程辛いのか、目を瞑ったままあいてくれなかった。








「岩ちゃん!!!」






私はそのまま上野マネージャーの車で岩ちゃんのマンションへと急いだ。

150 岩田→←149の前に作者から。



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作者名:うさぽん | 作成日時:2017年10月7日 21時

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