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4話 ページ4
『えっと、話が急すぎると言いますか…。』
廉｢ごめんごめん。｣
そういう彼は、帽子を深くかぶり、マスクをしていて、the芸能人というオーラを放っていた。
廉｢いやぁ俺、久しぶりに大学来たんやけど、美人な子見つけたから捕まえた。｣
『いやいや、そんな、永瀬くん…』
廉｢今なんて言った？｣
そういうと、永瀬くんは私の口の前に人差し指をかざし、
廉｢廉って呼んでな。｣
と囁いた。
マスク越しからもわかる端正な顔立ちと透き通った声に、私はドキドキしていた。
廉｢何キュンキュンしとんねん笑ほんま単純やな笑｣
くすくす笑ってる君に私はもうタジタジだった。
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作者名：べ に 子 | 作成日時：2018年12月19日 22時
