p 弐 ページ4
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kwkm
柊沢さんの取扱説明書が欲しいと思ってから一週間
彼女は大学の課題が忙しいからと言いオフィスには顔を出していなかった 。
はずだったんだけど
「 あ、川上さんじゃないですか 」
涼しい冷房が効いたオフィスの部屋に1人で作業していたはずだったが静かな空間に響く声
急に頭上から声がするものだから思わず顔を上げた
目の前には暑い外から来たばっかであるように見える柊沢さんがいた
「 お久しぶりですね、 」
「 そうですかね？一週間はお久しぶりですかね 」
そう呟きながら荷物を置き、なにやら慌ただしく動き回っている
「 何してるんですか 」
記事も一段落したところだったから立ち上がってみるとキッチンでお茶とケーキを出している柊沢さん
「 美味しいケーキ屋さん見つけたんで 、どうです？一緒に食べません？ 」
ああまた分からない、ケーキを出してくれるのはありがたい。脳を働かせたせいか無性に甘いものが食べたかったからだ。しかし俺が気になるのはそこではない。
一週間もオフィスに来ないのは仕方ないが この間初めてあった後に送ったL〇NEにも音沙汰なし
生きてるかどうか すら考えた時もあった
「 はい、これ川上さんのです 」
「 ありがとうございます。柊沢さん 課題は終わったんですか 」
「 お陰様で一週間かけて終わらせれましたね 、川上さんからの連絡も返している暇がありませんでした 」
ごめんなさい なんて言いながらケーキを口に含んでいる柊沢さん 、そして食べた瞬間目を輝かせ幸せそうな顔をする柊沢さん
「 なんか僕 柊沢さんってもっと冷静沈着で大人っぽい人かと思ってました 」
別にこんなこと言うはずではなかったけど、よくある事だろう、心の声が漏れてしまったなんてこと
「 でも意外と不思議な人なんですね 」
ケーキばかりを見ていた彼女はこちらを向いた
そして少し微笑んだ
「 人前とかカメラの前だと緊張してどうしても変に壁を作るから、そうなるのかも 」
「 だから不思議な人って言われるのは少し嬉しいですね。仲良くなれた気がして 、それにこの場所は初めて来た時から居心地が良いですしね 」
彼女はこれが素なのか 、不思議な人だがそれが彼女というものだ 。
取扱説明書ではないけれど 、なんだか彼女のことを知れて嬉しかった。
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悠生(プロフ) - nanase777/ななせさん» コメントありがとうございます！訂正ありがとうございます！すみません！他の作品の苗字と混ざってしまってました！すぐ直します！ (2020年3月16日 20時) (
レス) id: 56b702d247 (このIDを非表示/違反報告)
nanase777/ななせ(プロフ) - 上から目線みたいな文面ですみません！ 更新頑張ってください！ (2020年3月16日 15時) (レス) id: f010767af0 (このIDを非表示/違反報告)
nanase777/ななせ(プロフ) - 面白い小説ありがとうございます！私のスマホの不具合だったら申し訳ないのですが、P零では苗字が柊沢なのにP参から咲倉になっています。 (2020年3月16日 15時) (レス) id: f010767af0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫苑 | 作成日時：2020年2月21日 15時
