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けっこう歩いたけど、神様はまだ見ていない。
たぶん人のであろう死体はみたけど。
池に浮いててふやけてた。
え?聞いてない?あは、どんま。
私は、進展が無さすぎて、そんなことを考え始めてた。
あるのは永遠に続きそうな廊下と、血痕くらい。
人影が通った気がするときもあったけど、きっと気のせいだ。
…ん。
なんか、雰囲気が変わった。
廊下が広くなって、血がこびりついた壁には、後ろから金箔が見えた。
汚いけど豪華だな。
道なりに行くと、一際豪華な部屋にぶち当たった。
ここで引き返しても、たぶん餓死するだろう。決まった訳じゃないけど。
私は部屋に入ってみることにした。
ここも無駄にでかい造りだった。
ふすまを開けると、すぐに赤黒いものを見た。
『あぁ』
これ、多分元凶つくったやつだな。
直感的に、そう思った。
赤黒い真ん中に、きっと元の色は白。それが砕けて赤をべっとりとまとっていた。
ふすまは開けたまま、部屋に入った。
独特な香水のような匂いがうっすらと漂ってきたが、すぐに生臭さや鉄の臭いに掻き消された。
なにかあるかな。神様何人いる、とか。
たんすをあける。
ピンクいヒラヒラの…服っぽかった。
想像できるな。きっとあんなことや的なことめっちゃやってたくそ女だったんだな。
ピンクい服を、骨に投げる。
地獄でやっとけばーか。
お前のせいで私は今日のうちにたぶん死ぬんだよ。
たんすを漁っていると、固いものがてにあたった。
驚いて手を抜くと、指が三本揃って切れていた。
…刀?
つかむと、以外に重量感があった。
たんすから出してみると、ひびがはいった、短刀、だった。
腕に巻き付く感覚。
蛇だ。
『なんですか』
言い終わらないうちに、光った。
何が?蛇が男性になった?いや、それは煙だった。
場所は変わってない。じゃあ…
「おい」
その声。低かった。
ゆっくり振り返る。
『はい』
私より小柄な男の子。敵意がちくちくと刺さる。
「お前か。俺を顕現したのは」
『はあ?顕現?』
「ふざけるな!!」
何がそんなに癪に触ったんだろう。
さっき私が見つけたひびだらけの刀を首に突きつけられた。
よく見たらその子は刀を表すかのようにぼろぼろだった。
『あぁ、あなたが神様』
なぜか神様は目を見開いた。
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名無し72555号(プロフ) - 名前は変えられないのでしょうか (2018年12月20日 15時) (
レス) id: 9d6d64100a (このIDを非表示/違反報告)
ハニー - ニャンコソバ２さん» そうなんですか…!よかッたァ…(*´∇｀*)ホッ (2018年10月17日 20時) (レス) id: f040ea1a18 (このIDを非表示/違反報告)
ニャンコソバ２(プロフ) - ハニーさん» ありがとうございます!楽しんでもらえて何よりです。安心してくださいっ消しませんよ!^^ (2018年10月17日 20時) (レス) id: c7b4c89e21 (このIDを非表示/違反報告)
ハニー - 面白かッたです!消さないで欲しいな… (2018年10月17日 19時) (レス) id: f040ea1a18 (このIDを非表示/違反報告)
qEeiLX354ujk3AQ(プロフ) - 千佳華さん» 千佳華殿。この作品は事故満ですぐ消すつもりだったが思った以上にhitしだしてどうしよう状態なんだどうしよう。 (2018年10月8日 0時) (レス) id: c7b4c89e21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ニャンコソバ | 作成日時：2018年9月5日 23時
