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「…ッ」
私は1番言われてほしくない言葉を言われて、何も言い返すことが出来なかった。
「そんなッ…そんなことない!」
『そんな強がらないでよ。事実なんだからさ?』
もう私は頭がパニックになっていった。
返す言葉さえ見つからないあげく、ウォヌが私を見捨てたという受け入れたくない事実を突きつけられ、涙が溢れた。
私の溢れ出る涙を高見さんは、ハンカチで吹いた。
「やだっ…触らないで!」
私は思い切り抵抗をした。
そんな私の事なんてお構いなしに、高見さんは
『ねえ、僕と結婚しようよ』
また私を罵るような目で見ながらプロポーズをさらっとした。
なんなのこの人本当に…
『君が僕と結婚すれば、彼ともいつも通りすごせるよ?』
私はその甘い誘惑に一瞬でも喜んでしまった自分に気づいた。
何考えてんだ私…!
「そんなの絶対嫌です!結婚はしません!」
私は大声で反発した。
しかし、その反抗に高見さんは腹を立て私を思い切り地面に突き飛ばした。
そして、私の大声よりも何倍も大声で高見さんは私に
『ふざけるのもいい加減にしてくれない?』
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ナナ(プロフ) - 85話〜87話まで読んだけど、ホントいい話で涙がとまんないよ。続き、待ってるね。 (2019年12月1日 5時) (携帯から) (レス) id: 9f3b56dc92 (このIDを非表示/違反報告)
アイス - めっちゃおもしろいです! (2019年11月22日 13時) (レス) id: 9a547eb5a4 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - 84話まで読んだよ(^^)。高見〜Ψ(`◇´)Ψ、絶対許さん(●`ε´●)。ウォヌ君が無事で良かった。ジョンハン、ジス君助けにきてくれてありがとう〜(>_<。)。続き待ってるね(^^)。 (2016年3月24日 9時) (携帯から) (レス) id: 9f3b56dc92 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーち(プロフ) - ナナさん» ナナ様 更新が遅くなり大変申し訳ありませんでした(;_;)いえいえ!大丈夫です!いつも読んでくださり本当にありがとうございます! (2016年3月23日 16時) (レス) id: 359d484ec4 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - ぴーちさん、先に謝ります。ごめんなさい<(_ _)>。一昨日、69話〜75話って書くつもりが35話って書いちゃって。本当にごめんなさい<(_ _)>。で、高見沢…ムカつく。ウォヌ君…高見沢に捕まったのかなぁ〜?だとしたら許さない、高見沢。 (2016年3月17日 11時) (携帯から) (レス) id: 9f3b56dc92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴーち | 作成日時:2016年2月20日 20時