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「え…?」
私は何秒かフリーズしたままその場に止まり突っ立っていた。
私にはウォヌの言葉を理解出来なかった。
傍にいれない…?
だって、あの夜私に言ってくれたじゃない…
"俺らはAから離れたりしないから"って
その俺らにウォヌはいないってこと…?
「ごめん、驚かせちゃったよな。」
ウォヌはそう言うと、背を向けていた体をこちらにに向け私を抱き締めた。
「意味わかんない…」
私は今にも涙が溢れでそうになり、声が震えた。
WN「俺もこんな事言いたくない…」
ウォヌは私を抱き締めたまま耳元で小さく呟いた。
「じゃっ…あ…なんでそんな事言うの…!」
私はもう自分の感情をコントロール出来そうにない。
止まらない涙を堪える事は今の私には不可能のようだ。
「離れないって…言ってくれたじゃん…!」
私はウォヌの胸の中で叫んだ。
そして一度私を離し、一定の距離を保ってウォヌは私の目をじっと見つめた。
WN「留学行くんだ。ロンドンに」
*
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ナナ(プロフ) - 85話〜87話まで読んだけど、ホントいい話で涙がとまんないよ。続き、待ってるね。 (2019年12月1日 5時) (携帯から) (レス) id: 9f3b56dc92 (このIDを非表示/違反報告)
アイス - めっちゃおもしろいです! (2019年11月22日 13時) (レス) id: 9a547eb5a4 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - 84話まで読んだよ(^^)。高見〜Ψ(`◇´)Ψ、絶対許さん(●`ε´●)。ウォヌ君が無事で良かった。ジョンハン、ジス君助けにきてくれてありがとう〜(>_<。)。続き待ってるね(^^)。 (2016年3月24日 9時) (携帯から) (レス) id: 9f3b56dc92 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーち(プロフ) - ナナさん» ナナ様 更新が遅くなり大変申し訳ありませんでした(;_;)いえいえ!大丈夫です!いつも読んでくださり本当にありがとうございます! (2016年3月23日 16時) (レス) id: 359d484ec4 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - ぴーちさん、先に謝ります。ごめんなさい<(_ _)>。一昨日、69話〜75話って書くつもりが35話って書いちゃって。本当にごめんなさい<(_ _)>。で、高見沢…ムカつく。ウォヌ君…高見沢に捕まったのかなぁ〜?だとしたら許さない、高見沢。 (2016年3月17日 11時) (携帯から) (レス) id: 9f3b56dc92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴーち | 作成日時:2016年2月20日 20時