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何しても やっぱり走るよ 私たち 〜五七五調〜 ページ12

「話は聞いてたけどすげえな、それ」
「い、今のが力ってやつなの?君たちの服と腕、見てみてもいいかな?」
私が2人から手を離すと、彼等はたちまち囲まれた。
「……人気だねぇ君たち」
「地味な異能だからって嫉妬すんなよ」
「私がいなけりゃ何回も死んでるくせに」

喧嘩を仲裁した手前、殴り掛かることも出来ず私と中也は睨み合った。


「僕は中島敦。普通に敦って呼んでくれて構わないよ。身体をとら……じゃなくて、獣に変化させることが出来るんだ、こんなふうに」
敦くんの華奢な手が一瞬にして筋肉の盛り上がった白虎の前足に変わる。

私たちがこの世界に虎という生き物が存在していないと気づいたのは割と最近。
一応ただの獣として説明すればいいという結論に至ったけど、果たしていつまで怪しまれずに通せるのか……



そんな私の心配を他所に異能を得意げに見せる敦くん。
あ、中也も混ざった。馬鹿なのかな???

「なぁ、お前はほかの異能力を無効?にするってことか?」
ぼーっとしているとエレン、といったか?男の子が話しかけてきた。
「あ、改めて俺はエレン・イェーガー。えーと」
「太宰」「それだ」
たった今自己紹介したばかりだよね?
「じゃあもう1回やってみせてくれよ」
「いいよー」

視界の端に異能を使って中に浮かぶ中也を捉える。
素早く駆け寄り、足に触れた。

「痛ってぇ!!!」
ものすごい音をたてて地に突っ伏す中也。いやぁ、愉快愉快。
「てっめぇ……」
胸ぐらを掴まれた所でギィィと音を軋ませてドアが開き、輝かしい頭が覗いた。

「オイ…もう消灯時間をとっくに過ぎている…何をしていたのか、話してもらおうか」





そして。






「っ、お前らぁっ!!異能だかなんだか知らねぇけどっ!!!ぶっ飛ばしてやる!!!!」
「まぁまぁ落ち着いて、ジョン。」
「ジャンだ!!!誰がジョンだ!!」




罰として男子全員走らされた。

腹の探り合い→←「芥川くんにそんなあだ名をつけた君たちは多分大物になるねぇ。」「いや、気持ち悪いですよ」「貴様を殺す」



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ゆきな(プロフ) - 何かライナー達太宰さん殺そうとしそうだな〜(まぁそんなことしようとしたら私が削ぎに行くけど←)…これからも無理せずに頑張ってください!楽しみにしてます! (2019年6月23日 22時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
ノリノリヴァイ兵長 - 続きが気になって夜しさ眠れない (2019年5月17日 22時) (レス) id: 774b26561f (このIDを非表示/違反報告)
ひかる - えっ?!あれズラなの?まあ、そういうことにしときましょうか(^○^)←これからも頑張って下さい(まだ崩壊するんですか?) (2017年7月5日 0時) (レス) id: c10de46325 (このIDを非表示/違反報告)
フリスク(プロフ) - ひかるさん» ありがとうございます!!!亀更新ですが飽きずに見てやってくださいwえ?ヅラジャナイノ??ww (2017年6月24日 22時) (レス) id: 924594deae (このIDを非表示/違反報告)
ひかる - ヅラヴィンwwwwwww更新頑張って下さい\(^o^)/ (2017年6月24日 20時) (レス) id: c10de46325 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:フリスク | 作成日時:2017年5月26日 21時

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