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深「翔太ー飯行こー」
帰り支度をしながらふっかが飯に誘ってくれたけど
「ごめん、大学の課題やるから今日は帰るわ」
とっさに嘘をついて断ってしまった
あの人、、、Aのことがどうしても気になって仕方なかった
もう遠くに行っちゃったかな？
もしまだ家の近くにいるならちゃんと話を聞きたい
これから飯に行くという二人を置いて先に楽屋を出た
駅から家までの道に彼女の姿がないか探しながら歩いた
途中にあるカフェをのぞいたり、近くのお店をのぞいたけど彼女らしき人はいなかった
もうどっか行っちゃったのか、、、
それとも最初から夢？
結局彼女をみつけることが出来ないまま家に着いてしまった
エレベーターが開くと俺の家の前に人影があった
Aだ
両手にビニール袋を持ってドアにもたれかかっていた
「なにしてんの？俺に関わんないでって言ったよね？」
探していたなんて口が裂けても言えず、ぶっきらぼうな言葉を投げてしまった
『うん、でも冷蔵庫何もなさすぎだから
美肌は栄養からだって言ってたし、これ渡したらいなくなるからさ』
そう言ってたくさん食材が入った袋を俺に渡した
「お金、これに使ったの？」
『そうだよ。翔太のお金は翔太のために使うものでしょ？』
何を当たり前のことを みたいな顔でこちらを見ている
「はぁ、もういいよ、入って」
そう言ってまた彼女を家にいれた
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あさ - お話読ませていただきました！すごく切なくて暖かい、、とても惹かれました(T_T)これからも応援しています！お体に気をつけてください！ (2020年12月24日 17時) (
レス) id: 08f6e5c23f (このIDを非表示/違反報告)
みみ - めっちゃいいですねー(T_T)応援してます！ (2020年11月13日 22時) (レス) id: f2f31fca64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かもネギ | 作成日時：2020年10月10日 2時
