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深澤side
岩「俺飲み物買ってくるわ」
渡「俺トイレ」
「はーい、いってらっしゃーい」
ラッキーなことにAちゃんと二人きり
「Aちゃんはいつもそのネックレスつけてるね」
夕日をぼんやり眺めてるAちゃんの首元に光るネックレスをそっと触る
『大切だし、これは私に力をくれるから
これをつけてれば何でも乗り越えられるし大丈夫な気がするの』
「そういうの俺も欲しいなー
あっ！Aちゃん一つお願いしてもいい？
これにさ、深澤がこれを持っていればどんなことも乗り越えられますようにって願いかけてくれない？」
そう言ってさっきお揃いで買ったキーホルダーを渡した
「しょうがないなー笑
翔太がうるさいから内緒だよ？」
そういうとキーホルダーを両手で握りしめて目を閉じながら
『ふっかがしんどい時一人で抱え込まないで誰かを頼れますように
長く険しい道でも諦めず自分と仲間を信じぬく強さをもてますように
どんな辛いこともみんなと乗り越えて、笑える未来がちゃんと彼を待っていますように』
真剣に、優しく、一言一言大事そうに願いをかけてくれた
「ありがとう
３つも願ってくれちゃってサービスしすぎじゃない？笑」
『心配しないで
私神様と友達だから全部叶うよ』
そう言って笑いながら俺にキーホルダーを返してくれた
「俺さ、正直不安なんだ
SnowManっていうグループが出来て、このグループがラストチャンスだなって思った
周りの友達は楽しそうで働いたり遊んだり自由でさ
たまに羨ましくて仕方なくなる
もう最後にしようと思って
このグループが解散になる時、俺は辞めるつもり
だから絶対SnowManだけは無くしちゃいけないんだ
最後まで守り抜きたいんだ」
『大丈夫だよ
自分と仲間を信じる勇気を持てば
ダメかもしれないと思ったその先にちゃんと結果は待ってるから』
西日に照らされる彼女はキラキラ眩しくて
瞬きしている間に消えちゃいそうだった
「ありがとう
このキーホルダーお守りにするからさ、東京ドームでライブ出来る様になったら観にきてね」
気がつくと俺はAちゃんを抱きしめてた
『うん、もちろんだよ
でも、翔太の目が怖いから離してくれる？』
肩を掴まれAちゃんから引き剥がされる
渡「何してんの？」
「アメリカの挨拶の練習」
渡「あ？」
「ごめんなさい」
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あさ - お話読ませていただきました！すごく切なくて暖かい、、とても惹かれました(T_T)これからも応援しています！お体に気をつけてください！ (2020年12月24日 17時) (
レス) id: 08f6e5c23f (このIDを非表示/違反報告)
みみ - めっちゃいいですねー(T_T)応援してます！ (2020年11月13日 22時) (レス) id: f2f31fca64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かもネギ | 作成日時：2020年10月10日 2時
