智洋のあほ。《緑》

こな~~ゆき~~ ページ11

あっという間に時間は過ぎて、気づいたら外は暗くなっとる。



これからともがとっておきの場所に連れて行ってくれるらしい。



だいぶ寒いけど…結構楽しみやわ♪







「ちょこっと歩くで。寒ない？」



『おん。へーきや、こんくらい』



「そ。」



『あ、ツリーや！でっか！』



「ほんまや。お前が余計チビに見えるわ。」



『なに？自分もチビのくせによー言うわぁあ！』



「はいはい。オレはツインに比べたらちっちゃいだけですー。」



『うちが身長こだわらへん人でほんまによかったなぁ？ありがたいと思ってくれるー！？』



「そーやな、オレもそー思う……ん？」



『んー？……あっ！』



「『雪や！』」



『やば〜ハモった(笑)』



「あかん、テンションあがりすぎたわ…」








リア充であふれるクリスマスの街に、粉雪がパラパラパラ。



ロマンチックすぎひん？



さっすがサンタさん！わかってるわぁ〜






それにしても…寒いなぁ(笑)



ともだってほら、鼻が赤くなってもーてる。








『なぁ…』



「……お前、寒いんやろ。」



『えっ？いや、別にっ、』



「あほ。バレバレや。

おとなしくこれ巻け。」








そう言って…うちがピアス買ってる間に買ってきてた、あの紙袋からもふもふのマフラーを取り出して…





「あったかいやろ」





うちの首にキレイに巻いてくれた。






『とも…これっ、』



「メリークリスマス。ニット帽だけでプレゼント終わりな訳ないやん。」



『ちょ、、あのっ、、//』



「はよ、行くで。」







聞いてほしい、、全国民に知らせたい…！！




ともが…ともが…手、繋いでくれとる…///









「うわっ、雪すごいな…寒いやろ、風邪ひくなよ」ｷﾞｭｯ



『ちょっ！///
か、風邪ひくなって、、無理やろっ！//』



「息止めとけ。お前すぐ感染するねんから。」



『んも……(笑) あほっ、とものあーほっ』







強くぎゅっと手を握って、とっておきの場所に向かう。



もう、今幸せすぎて…スキップしたいです…



ま、ともにあほって言われるからやめとくけどな？(笑)

粉雪の次の日は…→←てぃーあんどおー

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