１１． ページ12
和也side
あれから、潤くんと店で結構話した。
潤「あのな、相葉さんが復帰したらミニコンサートやろうかなって思って。」
和也「ミニコンサート？」
潤「あぁ。15周年だけど、コンサート5人で出来るかわからないだろ？
そうすると、お客さんも、相葉さんも悲しむから。」
和也「それいいっすね。やりましょうよ！！」
潤「よし！！じゃあ、社長に言ってみるわ。」
それからもずーっと仕事の話をして、お開きにした。
そして、店の外に出た。
この道は暗くて、路地みたいになってる。
その時、俺のケータイに電話がかかってきた。
和也「あ・・・J、先行ってて。」
潤「おう。」
和也「もしもし。」
蒲田『あ、ニノ？潤いる？』
和也「いますけど。」
蒲田『あいつ繋がんなくてさ笑
明日9時集合に変更って言っといて欲しいんだけど。』
和也「わかりました。伝えます。」
蒲田『よろしくね。』
和也「は−い。」
そう言って、電話を切った。
目の前に1台車が通った。
・・・こんなとこに車？
そして、向かったのは潤くんが歩いてった道。
その後、ドーンっと音が聞こえた。
和也「・・・潤くん？」
俺は咄嗟にその道に走って行った。
すると、潤くんは苦しそうに倒れていた。
和也「潤くん！！大丈夫！？」
潤「か・・・ず・・・」
和也「い、いま、救急車呼びますから！！」
そして、急いで電話した。
和也「もう来ますから！」
潤「和・・・俺、顔見た・・・」
和也「え？」
潤「あれは・・・」
和也「そんな・・・」
確かに潤くんは言ったんだ。
潤くんを轢いた犯人が、
俺と電話していた「蒲田」だって・・・
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作者名：み〜な | 作成日時：2014年1月25日 17時
