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にぃじゅぅごぉ。 ページ27


望と離れて1ヶ月と1日。早よ会いに行ってあげんとなぁ、なんて呑気に考えながら仕事をしとった時、携帯が鳴って、誰やと思ってディスプレイを見ると、「おじじ」の文字。
急いで上司に一言言ってから席を外し、廊下に出た。

「...もしもし?」
黄「ごめん大毅、今仕事中やんな?」
「あー...まぁ、ええよ。今から昼休憩とるとこやったし、」
黄「そっか。」
「ほんで?何か用あったんやろ?」

淳太が電話してくるのは、絶対に俺に用がある時だけ。

黄「...今日、夜の7時に今から送る住所に神ちゃんと来て欲しい。」

...は?

「なんや誘拐犯との取引みたいやな。」
黄「...その状況とあんまり変わらんかも、」
「は、?」
黄「とりあえず来てな、じゃあ仕事頑張れ。」

そう言って一方的に切られた。
なんやおじじ、とうとうほんまのアホになったんか?

緑「あれ?しげ何してん?」

心の中で毒を吐いとったら、総務部から丁度俺をお昼に誘いに来た神ちゃんと遭遇。

「いや、なんでもない。お昼やんな、今弁当持ってくるわ。」

なんとなくモヤモヤしたままロッカーに弁当を取りに行った。
お弁当を持って屋上のテラスに神ちゃんと2人で。
パラソル付きの席に座れた神ちゃんはいつも通り上機嫌や。
でも俺の顔を見てすぐに声をかけてくれた。

緑「さっきの電話誰やったん?」
「ん?淳太。今日の7時に神ちゃんと指定する場所来てって。」
緑「え?何、俺ら殺されるん?」
「ほんまやな、俺もそれ言うたわ。」
緑「うわ、しげと一緒とかアホみたいで嫌や。」

ほんまに神ちゃんはたまに可愛い顔して毒吐くんやから。なんて思ってたら淳太から住所が送られてきて、とりあえずマップで調べる。

「...あれ、?」

マップで調べると聞いた覚えのある場所だった。

緑「のんちゃんの家ってこの辺じゃなかったっけ?」

向こう側から俺のスマホを覗き込んどった神ちゃんが俺が心の中で思ってた事を口にする。

「...嫌な感じするん俺だけ、?」
緑「珍しくしげと一緒で俺ちょっと嫌や。」

さっき同様毒を吐く神ちゃんやけど、そんな事を気にしてられないぐらい、俺の鼓動が早くなった。

にぃじゅぅろく。→←にぃじゅぅよん。



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作品ジャンル:タレント
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ともん(プロフ) - ニコニコさん» はじめまして。コメントありがとうございます。作品が気に入っていただけて何よりです。このお話の伸びがいいので、続編を作ろうかなと思ってます。もう一つの作品の状況を見つつになると思うので、もう少々お待ちいただけると嬉しいです。 (2021年9月24日 23時) (レス) id: a4df576b0b (このIDを非表示/違反報告)
ニコニコ - 初めまして。この作品が大好きです!もしよろしかったらこのお話の続編が見たいですよろしくお願いします🙇⤵️ (2021年9月24日 23時) (レス) @page45 id: 43a86f40a2 (このIDを非表示/違反報告)
ともん(プロフ) - はじめまして。コメントありがとうございます!お気に召したようで良かったです。続編についてもう少しこのお話の反応を見て、考えていきますね! (2021年9月23日 19時) (レス) id: a4df576b0b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - はじめまして。いつも楽しく読ませていただきました。ありがとうございます!もしよろしければですが、続きを書いていただけないでしょうか?無理はなさらず頑張ってください (2021年9月23日 19時) (レス) @page45 id: 67f5d95417 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ともん | 作成日時:2021年8月30日 15時

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