にぃじゅぅいち。 ページ23
桃
「どこ行くん?」
緑「ん〜?のんちゃんが助けてもらえるところやで。」
さっきっからともくんはこればっかり。なんやの。教えてくれてもええんに。
「んぅ〜...ちゃんと教えてやぁ...もうのん小学生やで?」
緑「小学生もまだまだ子供やで、w」
黄「のんちゃん、行ったら分かるから。もうちょっと待ってな。」
「...はぁ〜い、」
だい兄はずーっと黙って歩いとって怖いねん。
だい兄の顔をずっと見て歩いとったら、前を歩く淳太先生が止まってぶつかってもうた。
「んぶっ、いててっ...」
黄「あ、ごめんな?のんちゃん、」
「ううん。だいじょ...なんで、?」
黄「え、?」
淳太先生を見上げたら、後ろに交番のマークが見えた。
「なんで、、、、やっぱ、帰れってこと、?のんいらないん、?」
黄「ちゃうよ。のんちゃん、」
「じゃあなんでっ!?ともくんも、だい兄もっ、やっぱのん要らんの、!?」
緑「のんちゃん、そういうことちゃうで、?」
「やったら何でっ!?何でお巡りさんとこ行くんよっ!!のんいい子にしてたやんかぁ!!」
怖かったんや。あの親の元に帰らなあかんかもしれへん。またあの辛い思いをせなあかんかもしれへん。
そう思ったら冷静になんてなられへんくて、一生懸命泣きながら叫んだ。
「何でっ!?のんもう嫌やのっ!」
赤「望っ!!」
さっきまで黙っとっただい兄が急に大声を出したもんやからびっくりして声が出えへんかった。
赤「ええか?よく聞き?」
だい兄が僕の肩に手を置いて僕の目線に合わせてしゃがんだ。
赤「望のためにも、俺らのためにも、一回行かなきゃなんや。」
喋り始めただい兄は少しだけ、辛そうな顔をしとった。
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ともん(プロフ) - ニコニコさん» はじめまして。コメントありがとうございます。作品が気に入っていただけて何よりです。このお話の伸びがいいので、続編を作ろうかなと思ってます。もう一つの作品の状況を見つつになると思うので、もう少々お待ちいただけると嬉しいです。 (2021年9月24日 23時) (レス) id: a4df576b0b (このIDを非表示/違反報告)
ニコニコ - 初めまして。この作品が大好きです!もしよろしかったらこのお話の続編が見たいですよろしくお願いします🙇⤵️ (2021年9月24日 23時) (レス) @page45 id: 43a86f40a2 (このIDを非表示/違反報告)
ともん(プロフ) - はじめまして。コメントありがとうございます!お気に召したようで良かったです。続編についてもう少しこのお話の反応を見て、考えていきますね! (2021年9月23日 19時) (レス) id: a4df576b0b (このIDを非表示/違反報告)
暁(プロフ) - はじめまして。いつも楽しく読ませていただきました。ありがとうございます!もしよろしければですが、続きを書いていただけないでしょうか?無理はなさらず頑張ってください (2021年9月23日 19時) (レス) @page45 id: 67f5d95417 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ともん | 作成日時:2021年8月30日 15時