マ ギの世界にトリップとか【練紅覇】

〜起きたら2〜 ページ5

覇「そっかそっか〜Aっていうんだねぇ。よろしくねえ。」

A「っはっはい！よろしくお願い致します！」

私は急に馴れ馴れしくするのはおかしいと思い、敬語で話していた。

が、

覇「あ、敬語じゃなくていいよぉ。なんかカタイ人ってあんまり好きじゃないんだぁ。」

A「･･･っえ？！良いの？？！！一国の皇子に･･･！」

覇「うんいいよ〜。」

A「・・・！！あ・・・ありがとう！！・・・あっ！」

覇「何？」

A「私･･･いつからここにいるの？ていうかここは･･･どこ？」

覇「ん？あ〜昨日から。昨日のお昼からず〜〜〜〜っと、A寝てたよ。あ、ここ僕の部屋。」

･････････････―――――――――え？

A「えええええぇぇぇぇえぇぇえええええっっっ??!!!!」

昨日から寝ていたことにも驚いたが、ここが紅覇の部屋だということに一番驚いた。

薄々感じていたが･･･。

ということは、私、24時間紅覇の部屋で寝てたってこと?!しかも紅覇のベッドを独占して!!?

相当ずうずうしいことしてるぞ私!

A「ごっごごごごごごごごごごめんなさいいぃぃぃい！！」

そう言って私はベッドの上で紅覇に向かって土下座をした。

覇「えっっ？！いっいいよ！なんかAって面白いねぇ。･･･あっそういえば、Aって

どっから来たの??」

A「エッ････････････。」

どうする。ここで『日本です。』なんて答えても絶対通じない!わからない!

紅覇に嘘をつくのは辛いけど･･･っ！しょうがないんだ！

A「わ･･･わかんない･･･。いつ、何で、どこからここに来たのか･･･。」

覇「えっ？！そなの？？！じゃあ思い出すまでここにいなよ!」

A「っえ！いいよ！そんな･･･なんかもっと私ずうずうしくなってきて･･･」

覇「そうと決まれば、炎兄のとこいかなくちゃだね!もう立てる?」

A「たったてるけど・・・っ。でも私ここにいるなんてっ!」

覇「じゃあ他に行くとこあんの?」

A「な･･････い、です･･･。」

覇「よ〜しいこ〜う!」ｶﾞｼｯ

A「ひゃっ！//////」

私は紅覇に腕を摑まれ、部屋を出た。

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