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〜ボルグ〜 ページ23

急いで自室に向かってる途中、神官のジュダルが前を横切った。

ジュ「あ。新入りじゃ〜ん!なあなあちょっと俺と勝負・・・ってうわっ?!」

Aはジュダルの言葉を無視して、走って通り過ぎた。

ジュ「んだよ、追いかけっこか?!いいぜえ!」

ジュダルは浮遊魔法と雷魔法を屋敷内だというのにAに繰り出してくる。

何度も何度も。

A「きゃああっ!」

Aはカーペットのゆがみにつまづいてしまった。

ああ、ジュダルの攻撃が・・・あたる。

これは終わった。私は結局どの世界に居ても悲しい終わり方になるのか。

覇「A!!?ジュダル君??!」

遠くから紅覇が私とジュダルを呼んでる声が聞こえた。

紅覇が助けてくれないかな。ああ、でもそれはきっと出来ないだろう。

きっと今紅覇が走ってきても間に合わないし、如意錬刀背負ってないし。

――――――――――――おわった。

超高速でそんなことを考えていた。

そう思って死を覚悟した瞬間に、

A「・・・・・・―――――?」

目の前にはキラキラと輝く光のようなものがあった。

それは、私の周りに、360度全体にあった。

ジュ「あ?なんだよおめえ・・・・・・・・・魔導士か?」

聞き覚えのある声がそういった。

魔導士?私が?まさか。そんなはずないよ。

だって私はただの人間だもん。いや、価値はそれ以下だけど。

覇「Aッッ!大丈夫??!怪我してない?!・・・あれ・・・A・・・その膜・・・!」

呆然としている私の周りに張ってある膜に、紅覇も気づいた模様。

A「・・・・・・・・・・・・・・??!」

まだこの状況を理解できない私の周りに、屋敷内のたくさんの人たちが近づいてきた。

私のボルグは未だにおさまりそうにない。
 

衝撃!→←〜幻覚〜



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紅妃(プロフ) - メロディーさん» コメント有り難う御座います!元ネタ知ってる方がいらっしゃったとは…!これからも精進します! (2017年1月29日 21時) (レス) id: 801b9c3ad4 (このIDを非表示/違反報告)
メロディー - チルノのパーフェクト算数教室みたいで面白いですね(((o(*゚▽゚*)o))) (2017年1月29日 21時) (レス) id: b58b8e3224 (このIDを非表示/違反報告)
紅妃(プロフ) - 読者の皆様へ:とうとう西暦2015年と年が明けましたね。「明けまして」の方も、そうでない方も、今年もどうぞ私目のこの作品たちを宜しく御願い致します!! (2015年1月1日 20時) (携帯から) (レス) id: f306100cbd (このIDを非表示/違反報告)
紅妃(プロフ) - 読者の皆様へ:いつも語愛読有難う御座います!最近、お気に入り十人超えをし、心からとても嬉しく思っております。次の更新は年明けになります。来年も宜しく御願い致します。 (2014年12月28日 23時) (携帯から) (レス) id: f306100cbd (このIDを非表示/違反報告)
紅妃(プロフ) - みき(元るう)さん» 有り難う御座います! (2014年12月18日 16時) (レス) id: 3395f9a301 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅妃 | 作成日時:2014年7月15日 18時

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