検索窓
今日:18 hit、昨日:2 hit、合計:795 hit

後日談・儚い約束 ページ24

炭治郎side



あれから、善逸とAさんが付き合ったことを聞いた。
まぁ、正直分かり切っていたが。

善逸とAさんからは、すごく幸せな匂いがした。

勿論、2人の前では素直に祝福した。

お互いがお互いを想い合ってて素敵だな、とも思った。



本当にこの祝福は心の底からの気持ちだった。



だからこそ、こんな気持ちには気づきたくなかった。



俺の友人である善逸の隣で優しく微笑むAさんは、絶対に、その笑顔を俺に向けてはくれないのだから。

俺が見れる彼女の笑顔は……接客をする彼女の、綺麗で整った、寸分の狂いもない笑顔だけなのだから。



だから今日も、彼女風に言うと「お客様」として3人であのカフェに行くのだ。



また店に行く、という儚い約束を途切れさせないようにしながら。



「こんにちは!お仕事お疲れ様です!!」

「あぁ!いらっしゃいませ!3名様ですね!」



_後日談・儚い約束



fin

後日談・静かな誓い→←あとがき的なの



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 我妻善逸
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:tokumei | 作成日時:2023年8月21日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。