色付く記憶ー銀時ー ページ8
それは唐突によみがえった。
というのも、あの頃の懐かしい夢を見たからだ。
その時、Aが何か手紙を書く姿が見えた。
しかもちょうど4人分......だった。
他にも書いたのかは知らないが、もしそうならば
今俺の手にある差出人不明で開けていないこれは
あいつからのメッセージかもしれない。
俺はそっと紙を破り、中を開いた。
【銀時へ
私が消えて、15年。
いや、銀時が手紙を開く頃にはもっと経ってるかな?
けれど、その中で流れた時間は平和だった?
私は死んじゃったから銀時の過ごした時間は
分からない。
でも、私の分も生きてほしいんだ。
勝手に持病が嫌になって死んだ私のことなんて
聞きたくもないかもしれないけど......
お願いします。
もしそう誓ってくれるなら、毎年●月●●日に
私の墓の前に来てね。
追記・つまらぬものですが、ヤクルコ代を
入れさせていただきました。
皆で飲んでね。
吉田A】
そしてチャリンとヤクルコ代を机の上に置いた。
それにしても
''持病が嫌で死んだ''?
俺はそんな話、聞いてねえよ.....
なんで何も言ってくれないんだよ。
一人で抱え込みやがって。
明日の●月●●日、お前の話、聞いてやるよ。
もちろん、ヤクルコも''5人分''買ってやらァ。
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妖月紅桜 - 最後淡々と終わっちゃった。 (2015年7月3日 20時) (レス) id: bd57d76cc7 (このIDを非表示/違反報告)
妖月紅桜 - 舞銀さん» うん、ありがとっ//まっ、まさか本当に来るなんて....紅さん、感激して散りそう(真顔← (2015年6月5日 22時) (レス) id: bd57d76cc7 (このIDを非表示/違反報告)
舞銀 - ちーっす!ありがとうございます!来ましたよo(`ω´ )oこの悲恋を望んだ私が!← (2015年6月5日 18時) (レス) id: 3ff145c85c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:せんり | 作成日時:2015年6月1日 22時