雨振って・・・。 ページ36
シルクとモトキの怒りっぷりに、Aは少し安堵した。
・・・まだ、自分のことを好きでいてくれるとわかったから。モトキに対しては、ちょっと違ったが。
A「・・・モテるんだから、それはそれで贅沢な悩みだとは思うけどさ。あとは、シルクとモトキくんが嫌ならことわるしかないんじゃない?」
苦笑いしつつ、Aがいうと、二人で「だーかーらー!」と反論した。
シルク「これが何回あるだって思ってんの?はっきり言ってめんどくさいんだよ」
モトキ「こないだのAのことがあるから、用心しちゃうし」
二人の言い分に、そこにいたメンバーは納得した様子。
ンダホ「まあね、もしかしたら、『体育祭だから、告白してみようかな』的な感じなのかもね。」
ダーマ「「告ってくる子達も、あのことを知ってて、シルクとモトキに告るんでしょ?玉砕させてもいいんじゃない?わかってやってんだし」
ザカオ「濁すより、スパって言っちゃったほうが、二人も気が楽だろうし、告ってくる子も諦めつくんじゃない?」
それぞれの言い分に、シルクとモトキも怒りが治まってくる。
A「ま、今日だけだと思うし。二人にはもう少し頑張ってもらって。・・・じゃ、教室戻ろうよ」
明るく声をかけるAに他のみんなも「そうだね」と笑顔を見せる。
シルク「じゃ、帰り、どっかによって帰ろうぜ。『お疲れ様会』ってことで」
シルクの提案にメンバーは盛り上がった。
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作者名:danchan | 作成日時:2020年3月8日 16時