いざ！ライブへ ページ3
カメラマンのAも耐えきれず、話し出す
A「あれね、ほんと、いつもあんな感じ。ふたりともかわいいんだよ」
思わず声をかけたAに、女の子たちは顔を見合わせる
女性� 屬─�もしかして・・・。Fischer'sの・・・？Aさん？」
しまったと思いつつ、被っていた帽子を少しあげ、挨拶する。
A「はい。そうです。ありがとうございます。・・・で、こっちも気づいてあげてください」
カンタを指差すと、カンタは帽子とメガネを取る。
女性「え？え？」「うそ？カンタくん？」
カンタは少し、ホッとした様子で「良かったよ、気づいてくれて」という。
女性たちは「きゃー」と声をだし、思わぬ３人に喜んだ。
落ち着いた頃、少し話し、答えてくれた女性たちにお礼を言って別れた。
そのあと、３組くらいの人たちに声をかけ、同じように聞いてみると、なかなかバレずにいた。
A「ばれないもんだね、意外と」
カメラを回しつつ、Aが話すと、カンタがちょっとだけ笑って答える。
カンタ「ね。これさ、意外とショック受けるんだよね。『ちょっと頑張ろう』って思えるし。」
３人は、動画を締め、としみつのライブに向かうことにした。
ライブ会場に向かう途中、カンタが「ありがとね。」とコラボへのお礼をいう。
A「こちらこそ、楽しかったよ。昨日もさ、マサイに『カンタとコラボって珍しいね』っていわれちゃった」
そう言われると、そうなのだ。Aはコラボもなかなかできなかったのだ。
じん「そういえば、そうですよね。うわー、レアだ！」
はしゃぐじん君を笑いつつ、ライブ会場に向かう。
会場につくと、カンタが関係者らしき人に声をかける。
Aはグッズが気になって、思わず、そちらの方を見ていると、じん君に声をかけられた。
じん「グッズとかほしいんですか？」
Aは正直に来れなかった友人のためにグッズを買いに行きたいと話す。
すると、それを聞いていたスタッフが、「どれですか？持ってきますよ」と気を使ってくれた。
A「いただけるのはありがたいですけど、やっぱり自分で買いたいですので、代金はお支払いします」
そんなやり取りをしていると、カンタがじんとAを読んで、関係者入り口へ向かう。
その時に、後ろで「キャー」という、黄色い声援がした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 7人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：danchan | 作成日時：2023年9月18日 15時
