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あの日の後、Aは撮影に参加できず、マサイハウスにも行けなかった。
(A「本当は私の方から言ったほうがいいとは思うんだけどね・・・。」)
そう思いつつも、マサイと顔を合わせるのが怖かった。
そんなある日の夜。
”ぺけたん「Aマサイのこと、聞いたよ。けど、なんか、今日はモトキの様子がおかしい」”
ぺけたんの不思議なSNSに「？」が浮かぶ。
(A「ぺけっていつも不思議なメッセージ送ってくるけど、今日もなんかわからん」)
一人で首をひねってると、ぺけたんから電話がかかってきた。
”ぺけたん「今、電話して大丈夫だった？」”
A「大丈夫だけど・・・。ねえ、ぺけ、さっきのSNS、あれ、どういう意味？モトキが変って・・・。」
”ぺけたん「こないださ、マサイに告られたんでしょ？マサイから聞いたんだ。・・で、なんでか、ここ最近、モトキのテンションがおかしくって・・・。」”
すると、電話の向こうでモトキが「ウェ〜イ！」と叫ぶ声と、シルクに「うるせー」と注意される声がした。
A「・・ぺけ、ところでマサイは？」
ぺけたん「苛ついてる。なんでか。こないだは、落ち込んでた」
ぺけたんが電話で連絡してくるくらいなのだ。マサイは相当苛ついていると思われた。
A「ぺけ。ちなみに聞くけど、今日の撮影は？マサイなしで大丈夫そう？」
ぺけたんから、今日の撮影編集はシルクと聞いたAは、シルクに電話を替わってもらい、シルクに事情を説明する。
A「シルク、ごめん。まだ、マサイと話ができていなくって。悪いんだけど今日の撮影、マサイなしで大丈夫？」
シルク「モトキのヤツもおかしいんだけど。・・・何があったか、わからんし。とりあえず、今日はマサイなしで大丈夫だから。・・・頼んだ」
そう言って電話を切ると、AはマサイにSNSを入れた。
”A「マサイ、二人で話したいことがあります。角のカフェで会えませんか？」”
すると、マサイから「OK」のスタンプ。
Aは素早く準備をすると、家を出た。
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作者名：danchan | 作成日時：2020年10月2日 21時
