【APヘタリア】あいつらマジうぜえ2

43話 ページ2

“私“は、



自分で言うのもなんだけど、結構有名な名家に生まれた。


病気のことも両親はちゃんと理解してくれて、


その頃はかなり恵まれていた。


けど、まぁそんなの、

周りはあんまり良く思わないわな。


傍から見れば


“障害を持った娘を跡継ぎにしようとしている“


んだもんな。


んで、その中でも特に私を邪魔に思ってたのが叔母さん。


まぁ元からかなりうっぜぇババアとしてグループ中でも有名だったみたいだけど。


そのバアさんがとにかくウザかった。


人が顔覚えられないの知ってて


『この子は礼儀がなってない』だの


小学2年生に対して

『挨拶もまともにできないのか』だの


言っとくけど挨拶っつても『こんにちは』とか『おはようございます』じゃなくて


『ごきげんよう』とかだかんな？


いつの時代の少女マンガだよ。馬鹿じゃねぇの？

そんな古代の挨拶は知らんですよ。


まぁそのババ………叔母さんはそれがカッコいいと思ってたみたいですけど……………だっせ


え、やり返してたよ？

私がやられっぱな訳ないじゃん。

きちんとのしつけて返してたよ。


『あのババア化粧の厚塗り得意、もはや整形』

とか言いふらしてた。





それが変わったのは小5の時。




両親が死んだ。

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