はまたいむ―Fifth―

ナンパ ページ39

―Aside―






砂浜に座ってはまだを待ってると









“ お姉ちゃん一人？”って2人組みの男の人に話しかけられる








パリピとやらに属してらっしゃるようで








サングラスにネックレスに水着というチャラい格好してる








「いや、あの、彼氏待ってるんで」









男「いいじゃん！ちょっとくらい」








「いや、よくないんですけど」








はまだ、早く帰ってきて...









男「ね、行こうよ」








「嫌です」








男「じゃあここで、いいんだ？」








にやりと男の人の目変わったのわかった









手を抑えられて思わず抵抗しちゃって男の人の顔に手当たっちゃった









やばって思った時にはもう遅くて男の人ブチ切れられた。








殴られる、そう思った時向こうの方からかき氷飛んできた








かき氷男の人の顔に直撃した。









もちろん男の人たちは激怒してかき氷投げた人に怒ってる。






(多分はまだ)








男「何すんねん」








さっきまで標準語だったのに関西弁になった








崇裕「それはこっちのセリフやねんけどなあ」









「！！！！」








こっちもこっちで珍しくキれてる









崇裕「A、あっち行こうや」









男「いけるて思うてるん？アホちゃう」








崇裕「...いけるやろ〜







ちゃんと警察も呼んできたし」









ふふ、って怖すぎる笑を浮かべた。









男の人たちダッシュで逃げてく









崇裕「ごめんなあ、怖い思いさせて」









「それよりあなたの投げたかき氷服についたんですけど」








崇裕「うわあ！ごめん！！！」









土下座しそうな勢いで謝られたら許すしかないじゃん








「いいよ







今度は一緒にかき氷買いに行こう？」









崇裕「もちろんや！」









「そういえば警察来ないね」








崇裕「ん？呼んでへんよ？」









ってニッコリ笑ったはまだが強すぎて固まった

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