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平和な夕暮れ ページ3

「はい、かってきましたよー…ってあれ?首領は?」
「首領ならさっき見たぞ。そのうち戻ってくるんじゃねェか?」
後ろからいきなり声をかけられ飛び上がる。

「いや、そんなに吃驚することねェだろ…ん?なんだこれ?ケーキか?」
「そうですよ…さっきお使いを頼まれまして…っていきなり話しかけないでくださいよ!吃驚しすぎてケーキ崩れちゃったらどうするんですか!」
それはお前のせいだろという中也さんのツッコミをスルーしてずんずんと部屋に入っていく。
警戒するかのように銃を構えた黒服さんたちにお使いですから、とケーキの箱を見せながら机にそれを置く。

さぁて、任務終了!家に帰って宿題でもしようk「やぁ、ちょうどいいところに帰ってきたねぇ!助かったよ、A君! そうだ!ねぇ、どうだい?このドレス、君も着てみないかい?エリスちゃんには少し大きすぎてねぇ…」

「それを取りに行ってたんですね」私を憐みの目で見ながら中也さんがつぶやく。「では、俺は仕事があるので。失礼します。」 あの野郎逃げやがった!
半ばあきらめながら首領のもっているドレスを見る。
「これ、どう見ても私ぴったりのサイズですよね」「なんのことだい?」
あんた、守備範囲は12歳以下じゃなかったんかい。

私がマフィアのビルを出られたのはそれから2時間後だった。
歩きなれた道を通り我が家へ向かう。
「ただいまーってあれ?中也さん、もう帰ってきてるんですか?」「おう。案外早く終わったからなァ。 おまえもお疲れさん。」「ほんとですよ…私ああいうフリフリの服似合わないんですから… ああいうのは金髪幼女が着るからいいんですよ!」

ぶつくさ言う私をまぁまぁとなだめ中也さんが笑う。「ほら、メシもできたし、荷物片づけてこいよ。早く食うぞ。」「今日のメニューは?」「からあげ」「ひゃっほーーーーーーう!」

「…騒がしい奴」中也さんは私が駆け上がっていった階段を見上げてほほえんだ。

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フリスク(プロフ) - 島空太さん» コメありがとうございます! ごめんなさい、一回リクエスト案を消してしまいました…でもそのうち書きます!(*・ω・)*_ _)ペコリ (2017年4月8日 9時) (レス) id: 53bb568289 (このIDを非表示/違反報告)
島空太(プロフ) - プリン食べられて…っていうやつが気になりますねェ…(。-∀-) (2017年4月8日 4時) (レス) id: ad1d4b6253 (このIDを非表示/違反報告)
フリスク(プロフ) - 藤猫さん» コメありがとうございます! 毎回どんな風に書こうか悩みながらポチポチやってるのでそう言って褒めて頂けると凄く嬉しいです! これからも頑張って書いてきますね( ´ω` )/ (2017年3月20日 8時) (レス) id: 53bb568289 (このIDを非表示/違反報告)
藤猫(プロフ) - 文章に台本書きや顔文字を使わずに書かれた、小説らしい小説だと思いました。謎解きも面白くて、構成も整っていると思いました。とても好感の持てる作品で、これからも読み続けたいです。楽しみにしています!偉そうな感想、長文失礼しました。更新頑張ってください! (2017年3月20日 2時) (レス) id: 59331f3ebf (このIDを非表示/違反報告)
フリスク(プロフ) - 物部さん» コメありがとうございます! 小説書くのは初めてだったので文章が綺麗と言っていただき嬉しいです!あんまり文ストキャラと絡ませられませんでしたが…w 頑張って更新しますね! (2017年3月19日 10時) (レス) id: 53bb568289 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:フリスク | 作成日時:2017年2月7日 19時

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