story ＃ 35 daiki said ページ35
大学が夏休みに入り
恒例のサークルの飲み会が
開かれることになった
伊野ちゃん元気かな・・
伊野ちゃんは大学は違うけど
出会ってすぐに仲良くなって
なんでも言い合える友達
「 光〜！今日の飲み会・・
俺とゆき少し遅れるかも・・ 」
「 そっか・・今日は15日だもんね・・
お前の分まで先に食っておく(笑) 」
「 俺のウインナーは
取っておけよ(笑) 」
「 ・・(笑)じゃ・・あとで！ 」
やっぱり予定より遅れてしまった
俺とゆきはあわてて居酒屋へ向かう
「 わりぃ〜遅れた・・ 」
居酒屋に着き店員に案内されて
部屋に入った
「 大ちゃん！こっち！ 」
「 あ〜(笑)大ちゃん！
久しぶり〜元気だった♪ 」
光と伊野ちゃんに声をかけられ
２人のそばへ近づいた・・
・・うそっ・・だろっ・・・
なんで・・ここにAが・・
伊野ちゃんの隣に座る彼女は
間違いなくAだった
「 ほらっ・・大貴も・・
ちゃんとあいさつ！ 」
動揺しすぎて知らないふりをして
Aにあいさつをしてしまった
一瞬悲しい顔をしたA・・
でもすぐに俺に合わせて挨拶してきた
Aを傷つけた・・・
やっと・・会えたのに・・
なにやってんだよ・・俺は・・
みんなと話していても
Aのことでいっぱいだった
しばらくしてAは俺から逃げるように
荷物を持って出て行ってしまった・・
Aっ・・ごめん・・
どうしても一言謝りたくて
トイレに行くふりをして外へ出た
いや・・謝りたいなんて・・嘘だ・・
俺は・・Aにもう一度・・
ただ・・会いたかったんだ・・
「 ・・・・Aっ・・・ 」
神様は・・そんな嘘つきな俺に
罰を・・与えたんだよね・・
Aを守るように優しく
抱きしめてキスをする伊野ちゃん
俺は・・その場から逃げ出すことしか
できなかったんだ・・・
「 ・・だい・・き・・っ・・
一緒に・・中に戻ろうっ・・ 」
居酒屋の入口で不安そうな顔で
俺を見つめるゆきが・・いた
「 ・・ごめんっ・・ゆ・・き・・ 」
俺は・・ゆきを連れて
居酒屋の扉を開けた
story ＃ 36→←story ＃ 34 daiki said
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 54人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ともち(プロフ) - スマイル☆だいきさん» スマイル☆だいきさん！コメントありがとうございます(^^)すごく嬉しいです♪カメ更新ですがこれからも読んでくれたら嬉しいです(*⌒▽⌒*) (2015年12月11日 22時) (
レス) id: ba0d799241 (このIDを非表示/違反報告)
スマイル☆だいき - この作品凄く面白いですね！続きが楽しみです。更新頑張って下さい。 (2015年12月7日 22時) (レス) id: 60f5d2db70 (このIDを非表示/違反報告)
ともち(プロフ) - りんごさん» りんごさん♪コメントありがとうございます！嬉しいです(^.^)カメ更新ですが頑張りますね☆ (2015年11月16日 17時) (レス) id: ba0d799241 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - すごく面白いです！更新楽しみにしてます！ (2015年11月16日 8時) (レス) id: f460b6dd4a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：オム白米♪ | 作成日時：2015年9月19日 17時
