ライバルは慧ちゃん

after　ｓｔｏｒｙ　　３ ページ39

「 おはよう！みんな♪

　慧も・・顔を見るのは

　 久しぶりだね(笑) 」





侑「 ・・・Aちゃん

　おはよう・・今日も元気だね 」





Aちゃんは小学校に入った頃から





メキメキとお姉さんキャラを確立し






みんなの頼れる姉貴的存在となっている






涼「 Aちゃんは慧ちゃんと

　 連絡取り合ってたの・・？ 」






「 私じゃなくてママがね(笑) 」






侑「 あっ・・そういうこと(笑) 」






「 電話では何回かしゃべったけど

　顔を見たのはほんと久しぶり・・ 」







Aちゃん・・慧ちゃんと・・・






連絡取り合ってたんだ・・・





全然知らなかった・・なんか嫌だ






Aちゃんが慧ちゃんとじゃなくて






慧ちゃんがAちゃんと連絡を






俺の知らないところで
　 取り合っていたことに






ショックを受けている自分がいた・・






俺・・・／／／／慧ちゃんのこと






・・好き・・なのか・・？






俺は・・男だぞ？！・・そんなわけない






慧「 ・・・大ちゃん・・？ 」






黙り込む俺の顔を覗き込むように






見上げる慧ちゃん・・・／／／／






大「 ////そろそろ先生来るぞ・・ 」






熱くなった頬をごまかすように






自分の席に着いた・・・






俺・・・重症だ・・・






慧ちゃんのこと・・どうして今まで






忘れられなかったのか・・・






どうして他のやつと仲良くしていると






胸が苦しくなるのか・・・






わかってしまった・・・






慧ちゃんは・・男なのに・・・






俺は・・・・




・



・




・



・



・




慧ちゃんが・・・好きなんだ






Aちゃんのことが好きだった






はずなのに・・・いつのまにか






慧ちゃんを・・好きになってた






大「 ・・・はぁ〜・・・ 」






一度認めてしまうと不思議なぐらい





胸のモヤモヤが晴れていった





どうしたら・・いいんだろう・・

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