ライバルは慧ちゃん

after　ｓｔｏｒｙ　　１ ページ37

＋＋＋ 大貴の思い ＋＋＋






「 大貴〜！！早くしないと

　 入学式遅れるわよ〜！ 」






「 わかってるって〜！！ 」





着なれない学ランの袖をとおし






鏡の前でチェックする






大「 ・・・よし！ 」






荷物を持ってドアにむかう






大「 ・・・行ってきます・・ 」






窓のふちに飾ってある『phot frame』






慧ちゃんと会えなくなって７年・・






今日から中学生になる






あれから慧ちゃんに会うことは
　 なかったけど・・





今も『いつか会える』そう思ってる






涼「 お〜す(笑)大ちゃん

　 今日からよろしく〜♪ 」






大「 お〜す！山田！

　 よろしく〜(笑) 」






侑「 ・・・大貴・・

　うるさい・・声でかい 」






俺が山田とハイタッチしながら






騒いでいると後ろからあらわれて






クールにつぶやく‥・知念






今日からみんな同じ中学に通う・・






この中に慧ちゃんがいたらな・・






圭「 ・・・大ちゃん・・？

　二人とも先にいちゃったよ・・」






・・・はっ・・また慧ちゃんのこと






大「 おはよう(笑)・・圭人♪

　 今日からよろしくな！ 」






圭「 morning♪ Let's go〜♪ 」






涼「 あ〜やっと来た・・

　 遅いよ大ちゃん(笑) 」






大「 わりぃ〜ちょっと

　 ボーっとしてた・・(笑) 」





侑「 ・・・まったく・・

　 俺たち全員同じクラスだよ♪ 」


　




大「 まじぃ〜♪やったじゃん(笑) 」





涼「 知ってる奴いると

　 安心する・・(笑) 」






大「 知念！・・俺ら何組？ 」






侑「 ・・・１−B だよ 」






大「 ・・・１−B・・１−B

　あった！・・・えっ・・・ 」






圭「 ・・・大ちゃん！？ 」






急に走り出した俺にみんな






びっくりしていたけど






俺は夢中で教室まで走った


　




　

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