あの日出会った君・・2

story＊30 ページ3

女・1「あっ…私達のこと…涼介君達に



　話したら…これ…インターネットに流す



　からね〜♪(笑)」





　そう言って見せたのは涼介君とカフェに





　行ったときの画像だった…。





　貴・『 …これっ！…』






　…見られてたなんて…写真まで…





　あのとき浮かれていた自分に腹が立つ…





　女・2「 ……この画像涼介君のファンの




　子達が見たら……どう思うかなぁ〜(笑)」




　女・2「 マスコミだって…いろいろ書く



　 んじゃない(笑)…」






貴・『……お願い！それだけは…やめて…。』






　女・3「 だ・か・ら・それはアンタ次第




　でしょ？……今のところはね…(笑)」






　 私……どうしたら…いい……





　 女・1「 明日から…覚悟しておいて…」





　 そう言って帰って行った…。





　 私…バカだ…大ちゃんも涼介君たちも





　 アイドルで有名人…みんなの優しさに




　
　 甘えて…浮かれて……





　 結局みんなの足を引っ張ることしか





　 できない……ごめんなさい…





　 このことは絶対気づかれないように





　 しなくちゃ……。





　 心も身体もボロボロで…体中が悲鳴を



　

　 あげていたけど立ちあがり家に帰った





　 疲れているからと茉奈に後をまかせ





　 大ちゃんを待たずに部屋へ…。



　
　 今、大ちゃんに会ったら…今日の事




　 何もかも話してしまいそうで……




　 大ちゃんの優しさに甘えてしまいそうで




　 怖かった……。




　 もうこれ以上迷惑はかけたくない




　 疲れきった私の体はベッドに吸い込まれ




　 いつの間にか眠りに落ちていた…。

オム白米♪→←story＊29

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す