～最後の花火～【daiki×kei 】2 (ページ4)

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story　＃　52　ページ4

「ゆきっ！！・・」

「光・・・ゆきちゃんが

　おきる・・静かに・・」

「・・・わりぃ・・・」

慌ててきたのか額には
　汗が光っていた

「・・・貧血だって・・」

「ここのところ・・体調悪そう

　だったし・・無理すんなって

　言ってたのに・・なんで１人で」

光くんの言葉が胸に突き刺さる

「 Aが・・助けてくれたん

　だろ・・ありがとなっ・・(笑) 」

「・・・あっ・・私は・・

　なにも・・何もできなくて・・」

ほんとうに・・なにも・・
　私がゆきさんを・・苦しめてる

「伊野ちゃんも・・連絡ありがとな」

「・・・いや・・考えたら

　大ちゃんとひかるの連絡先しか

　知らなかった・・(笑) 」

「大ちゃん・・・バイト中

　携帯見れないって言ってたから」

「・・・そっか・・・」

「・・ねぇ・・ゆきは・・

　なんでここに・・伊野ちゃんに

　会いに来たの・・・？」

慧はなにも・・・知らないのに
　ゆきさんは・・私に・・

「・・・それはっ・・・」

「・・・光・・ちょっといい・・？」

「・・・いいけど・・・」

私の言葉をさえぎるように言った
　慧の言葉で二人は出て行った

慧？？・・どうして・・

二人で何を話しているの？
　慧はなにか・・気づいてる？

ゆきさんと二人で残された部屋

時計の音だけが静かにはっきりと
　響いていた・・・

＃＃＃＃＃＃＃＃＃＃＃＃＃＃＃＃＃＃

皆様、あけましておめでとうございます！

年明けの更新がなかなかできず

こんなに遅いご挨拶にになって

すみません(￣∀￣；)

いつのまにかお気に入りも増え
　すごく嬉しいです♪

これからも亀更新ですが・・

良かったら最後までお付き合いください。

　