# 8 太志 ページ9
試合の翌日、練習も休みなため起きたら既に昼前だった…。
そのまま気分でAのところまでご飯を食べに向かった。
いつも通り扉を開ければ「いらっしゃいませー」って声がして俺の顔を見れば、
「お昼に来るなんて珍しい…」って驚く。
俺はいつもの席に座り
「実はさっき起きた」と言えば
クスクス笑って
「昨日、試合でしたもんね。おめでとうございます。楽しかったです。」
「見にきてたの？」
「行ってました〜！昨日はキレッキレでしたね！最後のブロック最高でした！」
「サンキュー。笑」
そんなこんな話していたら、またお客がきて…
「いらっしゃいませー。…あ、熊ちゃん！」
熊倉「え？えぇ〜！！太志なぜいる？」
「会っちゃったよ！とうとう！笑」
熊倉「とうとうってなに？…よく来るの？」
「夜にね。」
哲夫「そうか〜。二人は知り合いだったのか！確かにクマも背高いな！笑」
「大将！今さら熊ちゃんがバレーボール選手って知ったの？遅！」
熊倉「Aちゃんいつものね！」
クマと隣で座ればいつも通りの会話になり、別にそれはそれで楽しい。
「なんだ！二人仲良いんですね。笑」
「俺、仲悪いとか言ってないじゃん！」
「だって、小野寺さん、ここでは熊ちゃんと会いたくなさそうだったから。笑」
「だって、ここは一人で落ち着きに来たい場所だから」
熊倉「分かる〜」
「こんな大衆食堂落ち着きます？」
哲夫「おい、A！俺に失礼だぞ。」
熊倉「Aちゃんのね、雰囲気が和むからさ。」
「熊ちゃんはいつも優しいですね〜」
熊倉「エヘヘ…」
その様子を見て思う…クマ…Aに惚れてるな…。
なんだかんだクマと二人で店を出て…寮への道を戻る…。
熊倉「太志はよく行くの？」
「まぁ…夜ね！飲んだ後とか。」
熊倉「飲んだ後にあそこ行く意味分からんが…」
「…軽いつまみも美味いんだよ。(本当はAと飲みたいときに行く…。)」
熊倉「Aちゃん、キレイだし、可愛いと思わない？」
「まぁ…料理もできるし…落ち着いてて、凄い良い女だとは思う。」
熊倉「太志がそこまで言うなんて珍しいね。」
「そっか？」
熊倉「彼氏いるのかな？…可愛いし、きっといるよね。」
なぜだか、Aに彼氏がいないってことをクマに教えたくなくて…話を流した…。
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ゆき(プロフ) - tomo1211さん» 楽しみに待ってます！！ (2020年2月18日 13時) (
レス) id: 38bb3b6d90 (このIDを非表示/違反報告)
tomo1211(プロフ) - はなさん» ありがとうございます。スパイク賞のほうは日本新記録とか！凄いですね！ファイナルも楽しみですね！ (2020年2月17日 9時) (レス) id: 0b278f186c (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - お疲れ様でした。一話一話ほんまに面白かったです。色々な小野寺さんが見られて幸せでした!続編書くのであれば楽しみに待っております、!後、小野寺さん2賞おめでたです! (2020年2月17日 8時) (レス) id: abd86f95a5 (このIDを非表示/違反報告)
tomo1211(プロフ) - にゃそさん» ありがとうございます。ちょっとだけ続編？書くかもです。気持ちが上がってきました。笑 その時はお知らせするので機会があればまたお願いします。 (2020年2月16日 21時) (レス) id: 0b278f186c (このIDを非表示/違反報告)
tomo1211(プロフ) - ゆきさん» ありがとうございます。小野寺さん好きな気持ちも分かってくれて嬉しいです。そこまで言われると、この後の一夜を短編で…妄想全開で…R指定作品になっちゃうけど…書きたくなってきたな。機会があればまた作品を手にとってもらえると嬉しいです。 (2020年2月16日 21時) (レス) id: 0b278f186c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tomo1211
| 作成日時：2020年1月6日 22時
