# 41 ページ42
怖くなって…少し怯む…
そしたらまた…唇をとらわれて…
初めて…食いつかれるようなキスで…そのまま舌を捩じ込まれる…
"待って…怖い…"
小野寺さんの肩をギュッと押し返して…
「お…の…でらさん…無理…怖い…」
唇を離した小野寺さんと目が合えば…
…胸がキュッって苦しくなる…
「小野寺さん…怖い…です…」
って言えば１つ息を吐いて、私をギュッと抱きしめて…
「ごめん…。」
首を振る…。
小野寺さんの胸に抱き寄せられる…
小野寺さんの心臓の音が聞こえる…
背中に腕を回して…
「小野寺さん…ありがとう。…好きです。」
って途中でやめてくれたお礼を伝えれば、
小野寺さんは、はぁ…って溜め息をついて
「…A、このタイミングで可愛いこと言わないで。今…絶賛我慢中…だから…」ってまた溜め息…
我慢してくれてる小野寺さんが可愛くて…
不謹慎にも、思わず顔が緩んじゃったら…
「な〜に、ニヤけてんの？笑……襲うぞ…コラ！笑」
って軽くデコピンをくらう…
「マジで俺…こんなに我慢したことない。…今まで遊んでたツケが回ってきたのかな…」
なんて言うからもっと笑ってしまった…。
腕のなかで優しく頭を撫でられ…小野寺さんの心臓の音を聞いてたら知らないうちに眠ってた…。
翌朝…目が覚めれば、私は完全に小野寺さんの抱き枕状態で…腕も足も巻き付いている…。
「おはようございます」ってトントン叩くけど…やっぱり起きないし…
腕から抜けようとしても…さらに締められるし…足も絡まってるから抜けられない…。
「小野寺さん…朝。起きて〜。」
なかなか起きないから、私もまた寝てしまった。
太志side
目覚めれば腕のなかにいるA…
まだすやすや寝てるし…
若干はだけた胸元に目を奪われ…頭が覚醒していく…
今なら大丈夫か？
なんてやましい考えのもと、首筋から鎖骨に手を滑らせる…。
う〜ん…って唸ってAが起きた…。
「あ、…小野寺さん。…起きました？…おはよう…ございます。」
って寝惚け眼のAを見て…
胸キュン…思わず枕に突っ伏して、心を落ち着ける…。
「A、珍しく起きるの遅かったね」って言えば
苦笑され…
「早く起きて、起こしましたよ。小野寺さん、起きないし…離してくれないし…」って…
すみません…全然知りませんでした…
とりあえず…俺の腕の中に良い感じにおさまって抱き心地最高でした…。
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ゆき(プロフ) - tomo1211さん» 楽しみに待ってます！！ (2020年2月18日 13時) (
レス) id: 38bb3b6d90 (このIDを非表示/違反報告)
tomo1211(プロフ) - はなさん» ありがとうございます。スパイク賞のほうは日本新記録とか！凄いですね！ファイナルも楽しみですね！ (2020年2月17日 9時) (レス) id: 0b278f186c (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - お疲れ様でした。一話一話ほんまに面白かったです。色々な小野寺さんが見られて幸せでした!続編書くのであれば楽しみに待っております、!後、小野寺さん2賞おめでたです! (2020年2月17日 8時) (レス) id: abd86f95a5 (このIDを非表示/違反報告)
tomo1211(プロフ) - にゃそさん» ありがとうございます。ちょっとだけ続編？書くかもです。気持ちが上がってきました。笑 その時はお知らせするので機会があればまたお願いします。 (2020年2月16日 21時) (レス) id: 0b278f186c (このIDを非表示/違反報告)
tomo1211(プロフ) - ゆきさん» ありがとうございます。小野寺さん好きな気持ちも分かってくれて嬉しいです。そこまで言われると、この後の一夜を短編で…妄想全開で…R指定作品になっちゃうけど…書きたくなってきたな。機会があればまた作品を手にとってもらえると嬉しいです。 (2020年2月16日 21時) (レス) id: 0b278f186c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tomo1211
| 作成日時：2020年1月6日 22時
