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ガラガラと店の扉が開く。
「いらっしゃいませー」
「あっ、昼間はどうも。」って少し驚いた感じの小野寺さんだった。
「あっ、とりあえずカウンターでいいですか？」
って席につかせて、お冷やとおしぼりを出す
「あっ、どうも」
哲夫「お、Aの知り合いか？」
「さっき話した眼鏡の人」
哲夫「それにしても兄ちゃん、デカいね」
小野寺さんは笑って
「バレーボールしてるんで」
哲夫「そーか！そこのAも高校まではバレーボールやってたんだよ。」
「そーなの？ポジションは？」
「背低いんで…もちろんリベロです。」
「フフ。なるほどね。」
「…今バカにしました？」
「全然。」
哲夫「それより、兄ちゃん！時間あればなんか食ってけば？Aがご馳走するよ。」
「え？私！？……まぁ、今日ぶつかったお詫びに…何か食べたいものありますか？」
「…。じゃあ…唐揚げ定食。」
「はい。了解です。少々お待ちを。」
「…え？君が作るの？」
「大将！だから言ったじゃん！私のご飯より大将のがいいよ！」
哲夫「大丈夫だよ！Aの腕は保証するから！笑」
「…てっきりただのバイトのホールかと…。」
哲夫「ちゃんとれっきとしたウチのシェフだよ！笑」
「おじちゃん、残念ながらシェフって感じの洒落た店じゃないよ！笑」
哲夫「店ではおじちゃん言うな言ったろ！笑 大将だ！」
ってそんなやり取り聞いて小野寺さんも笑ってるし。
「はいどうぞ」って出せば
「うまそー。いただきます。」
って、「マジで美味い。ホントに。」ってニコニコしながら完食してくれた。
「Aちゃん？…」
名前で呼ばれ少し驚けば
「大将がそう呼んでたから。」って少し照れる
「今はコンタクト？」
「そうですね。仕事の時は眼鏡くもるんで。笑」
「フフ。眼鏡…本当に弁償するんで、今度空いている時に一緒に買いに行きませんか？」
「…そんな、大丈夫ですよ。」
哲夫「おい、A。デートの誘いだぞ。のっておけ。」
「おじちゃん！やめてよ、恥ずかしい。」顔に熱が集まるのが分かる。
「いいね〜！じゃあ、デートにしよう！笑」
哲夫「お！兄ちゃんやるね！笑」
「ホントにマジで、踏んで壊したの俺だし、それなのにこんな美味しいご飯も作ってもらって、何かお返しさせてよ。」
「…わかりました。じゃあ時間があるときに…」
って二人におされ、デート？っていうか眼鏡を買いに行くことになり、帰り際に連絡先を交換した。
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ゆき(プロフ) - tomo1211さん» 楽しみに待ってます！！ (2020年2月18日 13時) (
レス) id: 38bb3b6d90 (このIDを非表示/違反報告)
tomo1211(プロフ) - はなさん» ありがとうございます。スパイク賞のほうは日本新記録とか！凄いですね！ファイナルも楽しみですね！ (2020年2月17日 9時) (レス) id: 0b278f186c (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - お疲れ様でした。一話一話ほんまに面白かったです。色々な小野寺さんが見られて幸せでした!続編書くのであれば楽しみに待っております、!後、小野寺さん2賞おめでたです! (2020年2月17日 8時) (レス) id: abd86f95a5 (このIDを非表示/違反報告)
tomo1211(プロフ) - にゃそさん» ありがとうございます。ちょっとだけ続編？書くかもです。気持ちが上がってきました。笑 その時はお知らせするので機会があればまたお願いします。 (2020年2月16日 21時) (レス) id: 0b278f186c (このIDを非表示/違反報告)
tomo1211(プロフ) - ゆきさん» ありがとうございます。小野寺さん好きな気持ちも分かってくれて嬉しいです。そこまで言われると、この後の一夜を短編で…妄想全開で…R指定作品になっちゃうけど…書きたくなってきたな。機会があればまた作品を手にとってもらえると嬉しいです。 (2020年2月16日 21時) (レス) id: 0b278f186c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tomo1211
| 作成日時：2020年1月6日 22時
