84話 ページ37
〜トミーside〜
次の日、いつもの如く朝起きてリビングへ向かうとAさんは荷造りをしていた。
トミー｢え、なにしてんの？｣
A｢おはようございます。急にですが今日から自宅に帰らせてもらおうと思いまして。｣
昨日のこともあり何かが吹っ切れたかのようにとてもいい笑顔でそういうAさん。
トミー｢昨日の今日で？あんな事があったのに？｣
A｢あんな事があったからこそ今日なんです。真犯人も分かりましたし今からカチコミに行ってきます。｣
いやそんなヤクザみたいなこと言われても…
トミー｢それって俺らいらねーの？｣
A｢ここからは自分の人間関係の問題ですからね。逆に相手1人に対してこっちが大人数でしかも男ばっかりだと可哀想じゃないですか?ﾌﾌｯ｣
あのやつれ具合はどこへやら…今や笑顔の裏に鬼ヶ島を一掃しそうなくらいのオーラを纏っているのが具現化されているように見える。
A｢それに、あのストーカーはもう絶対に来ません。ここに証拠があるので｣
そう言って自分のスマホをヒラヒラさせるAさん。
トミー｢じゃぁせめて俺だけでm｢大丈夫です!(*^^*)｣。｣
こうやって気圧されている間もやはり職業上手際がいいのかあっという間に荷造りが済みカバンやゲージを持って立ち上がる。
A｢長い間大変お世話になりました。このご恩は一生忘れません。｣
トミー｢いや、そんなことは…｣
A｢他の方にも挨拶してくるので、それでは。｣
リビングを出る前にもう一度頭を下げてにも挨拶をするためにと3階へと階段をあがっていった。
少ししてカンタもキイチも他のみんなも反対するような声が聞こえたが俺と同様に気圧されたのか挙句の果てにはPさんが｢車は絶対に出すから!｣と階段を駆け下りて行った。
後からAさんも階段を降りてきて目が合う。
A｢この事は倍にして返しますから。｣
固い意思が混じったその目を見て動画に出るが問うた時のことを思い出す。
男の勘だが何となくこれからの事は大丈夫な気がした。
トミー｢楽しみにしとくわ笑｣
Aさんは笑顔を見せたあとに今度は軽く頭を下げてから去っていった。
カンタ｢ね、あの子大丈夫なの?｣
遅れて寝癖まみれのカンタが降りてきた。
トミー｢ん、今のあの子なら大丈夫。｣
俺も何かが吹っ切れたかのように身も心も軽くなり、珍しい朝食を作りにキッチンへ向かった。
だが、もう既にAさんが作り置きをしてくれているのは別の話。
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ホノカ(プロフ) - 長きに渡り更新停止失礼致しました!!やっと携帯での投稿ができるようになりました！ (2019年7月1日 23時) (
レス) id: 0d2582958b (このIDを非表示/違反報告)
ニョス子(プロフ) - 最近更新めっちゃ不定期ですみません!!今回後もう少しで試験があるのに、どうしても書かないとと言う謎の使命感にかられ一話だけ書くことにしました。こんなものでも次を待っている方のためにできるだけ(不定期ですが)頑張ろうと思います。コメント欄から失礼しました。 (2019年1月14日 1時) (レス) id: ede5290868 (このIDを非表示/違反報告)
あくた - ホノカさん» はい！！お互い頑張りましょう！！！ (2018年11月30日 20時) (レス) id: 7d3d854ed8 (このIDを非表示/違反報告)
ホノカ(プロフ) - 返信遅れてしまってごめんなさい！コメントありがとうございます!!! そう言って下さるとめっちゃくちゃやりがいを感じます！更新は来週の金曜日位(?)にやろうと思います。あくたさんも受験頑張ってください!!!私も頑張ります!! (2018年11月30日 17時) (レス) id: 0d2582958b (このIDを非表示/違反報告)
あくた - こんばんは！ いつも楽しんで作品を読まさせてもらっています！ 私も受験生で色々と大変ですが、ニョス子さんの作品を読むことが癒しみたいになってます笑 大変だとは思いますが、更新頑張ってください！！応援してます！ (2018年11月29日 23時) (レス) id: 0459bc76b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ニョス子 x他2人 | 作成日時：2018年8月15日 18時
