72話 ページ23
〜トミーside〜
朝７時。イライラする目覚まし音でいつも通り起床し、２階のリビングに向かうと机やソファー、ソファのクッションなどが整えられてた。一方Aさんは部屋をウロチョロと歩き回っていた。
俺と目が合ったAさんはとても表情が引きつっていて、こういう時は落ち着かないという事が分かっていたので、そのまま放っておく。
A「あ、おはようございます。…昨日はすみません何もかもして貰って…
片付けたり朝ごはん作ろうかと思ったんですけど、弄っていいか分からなくて……」
トミー「おはよう。いーよ別に、そんな気ぃ使わなくても。寝れた?」
A「はい。」
トミー「ん、じゃぁもう少ししたら後輩達起きて来そうだから今のうちにお風呂入りな。」
A「いいんですか?皆さん起きませんかね?」
トミー「俺達大体朝風呂だから大丈夫。俺も用事終わった後入るから。」
A「そう、ですか…何もかも本当にありがとうございます。」
本当は何にも用事なんかない。
ただ気が張っているAさんを気負わせない様に嘘を吐いた。
深々と頭を下げて持って着た荷物を漁り始めるAさんを見て胸にチクリと一瞬痛みが走った。
俺らに迷惑をかけたくないのか、はたまたまだ俺らを警戒しているのだろうか?
Aさんは俺にもう一度頭を下げた後、リビングから出て行った。
それと入れ替えに今度はまんずがリビングに入ってくる。
まんず「おはようございます。」
トミー「おぉ、早いな。おはよ。」
部屋をキョロキョロを見回した後、まんずは何もなかったかのようにそのまま部屋を出て行った。
確かに昨日夜中部屋に行った時様子がおかしかった。
やはりAさんの事を警戒しているのだろうか?
確かにまんずなんか特に初対面みたいなもんだし、人見知りの彼には酷な事を押し付けたかもしれない。
今日飯にでも連れてって一緒に話そうかな?
『うわああ!!!』
聞いたことも無いような声を発しながらすごい速さで階段を上って再び戻ってくるまんず。
トミー「おいー お前「富永さん!あの人風呂入ってるなら言って下さいよ!!」おぉぅ…」
人見知りとはかけ離れるほどグイグイと俺に言ってくるこいつを見て何となく状況を察する。
まんず「にしても普通開けますか?俺だったら異性には体見せたくないですけどね。」
独り言のようにブツブツと言い続けるまんず。
まんず「どう思います?」
あまりにも珍しい光景に俺は答えることなく笑い続けた。
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ホノカ(プロフ) - 長きに渡り更新停止失礼致しました!!やっと携帯での投稿ができるようになりました！ (2019年7月1日 23時) (
レス) id: 0d2582958b (このIDを非表示/違反報告)
ニョス子(プロフ) - 最近更新めっちゃ不定期ですみません!!今回後もう少しで試験があるのに、どうしても書かないとと言う謎の使命感にかられ一話だけ書くことにしました。こんなものでも次を待っている方のためにできるだけ(不定期ですが)頑張ろうと思います。コメント欄から失礼しました。 (2019年1月14日 1時) (レス) id: ede5290868 (このIDを非表示/違反報告)
あくた - ホノカさん» はい！！お互い頑張りましょう！！！ (2018年11月30日 20時) (レス) id: 7d3d854ed8 (このIDを非表示/違反報告)
ホノカ(プロフ) - 返信遅れてしまってごめんなさい！コメントありがとうございます!!! そう言って下さるとめっちゃくちゃやりがいを感じます！更新は来週の金曜日位(?)にやろうと思います。あくたさんも受験頑張ってください!!!私も頑張ります!! (2018年11月30日 17時) (レス) id: 0d2582958b (このIDを非表示/違反報告)
あくた - こんばんは！ いつも楽しんで作品を読まさせてもらっています！ 私も受験生で色々と大変ですが、ニョス子さんの作品を読むことが癒しみたいになってます笑 大変だとは思いますが、更新頑張ってください！！応援してます！ (2018年11月29日 23時) (レス) id: 0459bc76b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ニョス子 x他2人 | 作成日時：2018年8月15日 18時
