なんか色々と無理なんで家出しようと思います

家出計画16 ページ18

────────鶏隊が去った後



「しかし、隠者とはまた面妖な」


「そうですね、姐さん」

それに中也が頷く。


『いやー、まったく素敵な異能力だねぇ心臓だけを潰すなんて！』

太宰は興奮する。


「どこがだよ、阿呆じゃねェの」

中也は呆れた目で太宰を見る。


『だって、心臓を潰して殺すなんて、実に効率的かつ確実な方法だよ、心臓を潰したら絶対に死ねるからね』


「まぁ、人を殺すには確実な方法じゃな」


「趣味、わりぃ・・・・」

引きぎみに中也は言う。


『君の帽子には負けるよ』


「ああァ！？」


「ヤレヤレじゃな」

紅葉は呆れた顔をして茶をすすった。



───────────一方Aは


「ああー死ぬかと思った」

冷や汗をぬぐいながらAは呟いた。


「うぅー冷や汗で服が湿ってるぅ」









とても、冷や汗で湿った服を気にしていた。









.+:｡ ヾ(◎´∀｀◎)ﾉ ｡:+.

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