５：ＢＨ ページ5
【ベクヒョンside】
「なーベクまじでお願い！人数足りねーんだって！昔やってたんだろ？」
ビョン・ベクヒョン、ただいまサッカー部に勧誘されています。
来週の日曜日に試合があるのはいいけど部員が足りないらしい。
お前らよく今まで部活できてたな。
「だからなんで俺なんだよジョンデ、他にも上手いやついるだろー」
JD「いやお前しかいねーんだって！ここは親友のためだと思ってさ…！」
「…だって練習しなきゃなんねーじゃん、ダルーい」
別に練習するのは苦じゃない、サッカーだって楽しいから引き受けてもいい。
…Aと帰れなくなるのが嫌だ。
ただでさえ二年からクラス離れて唯一会える時間が登下校しかないのに、
練習のせいでそれすらも潰れるのが嫌だ。
……好きだから。
JD「一週間ぐらい我慢してくれよー！な？お願いだってー！」
その一週間が長いんだっつーの。無理無理。
「無理でーす。つか俺今から弁当食うんだからな！返せ！」
机の上に用意してあった弁当はいつの間にかジョンデの腕の中に収まっている。
手を伸ばすと、ジョンデは俺の弁当を抱えたまま椅子ごと後ろに下がっていった。
JD「試合出てくれるんなら弁当返してやる」
「はぁ！？俺１時間目から体育あったから腹減ってんだぞ！返せってー！」
身を乗り出しながら奪おうとすると、ジョンデは椅子から立ってまで逃げた。
JD「…試合出てくれるか？」
お互いに眉をひそめて見つめあう。
Aとあまり会えなくなるのは嫌だ。
だけど、
…俺の腹が限界だ。
「…あぁーもう！わかった出るよ！だから弁当返せ！」
育ち盛りの高校生男子が食欲に勝てるわけねーだろ！！
…一週間、我慢するしかねーか
JD「本当か！？絶対だぞ！今言ったからな！！」
「わかったから早く…」
JD「よっしゃぁ！！じゃあ今日から練習来いよ！あ、弁当悪かったな！」
そう言い残したジョンデは、弁当を置いてガッツポーズしながら出ていった。
負けた…
…今日から帰れない、ってAに伝えに行くか。
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美咲(プロフ) - はい(*≧▽≦) (2015年12月27日 17時) (
レス) id: c61c869359 (このIDを非表示/違反報告)
いわし - 美咲さん» え、いいんですか笑じゃあ参考にさせていただきます笑笑 (2015年12月27日 16時) (レス) id: 4e9dc306a3 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - 全然いいと思いますよ！！笑 (2015年12月27日 1時) (レス) id: c61c869359 (このIDを非表示/違反報告)
いわし - 美咲さん» ありがとうございます！！べくですね…！こんな感じのベクでいいんでしょうか？いっそもっとチャラくしちゃいます？？←え (2015年12月27日 1時) (レス) id: 4e9dc306a3 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - めっちゃ面白いです！！新作もべくがいいです！！ (2015年12月27日 1時) (レス) id: c61c869359 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いわし | 作成日時：2015年9月26日 12時
