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教室に声が響いて、先輩の腕も止まる。(あ、ブスつけ忘れた)
声がした方を見るとそこには
先「…っ！ベッキョン君！？」
…の姿。
部活中だったのか、練習着のままだ。
BH「俺の名前知ってるんすね。まぁどーでもいいけど。
…んなことよりAの上からどけ、ブス」
先「ブ…！？」
うわー出ました、黒ベッキョン。
話し方が急変してるよ、恐ろしい。
ブス先輩もさすがにビビったのか、悔しそうな顔をして私の上から退いた。
そしてブス先輩が退いた瞬間、ベクが駆け寄ってくる。
…あれ？
BH「ケガとかは…なさそうだな」
「うん、ないけど…ベクの方がしてんじゃないの？足引きずってる」
BH「…俺は別にいいんだよ。ほら行くぞ」
「？うん」
手を引っ張ってもらって立ち上がり、ドアの前まで歩くとベクが立ち止まった。
そして振り返って口を開こうとしたから手で制す。
まぁ言ってもらうのもいいんだろうけど、こういうのは自分で言わなきゃだよね。
「先輩」
先「…何よ。
ジョンインくんにでもチクるつもり？…好きなようにすればいいじゃｎ」
「別にジョンインくんにチクるとか一言もいってないですけど」
先「…だったら何、私には他に男がいるのって？ はっ、尻軽女ね」
「別にあなたたちにどう思われようがどうでもいいんですけど、
その変な勘違い、やめた方がいいと思いますよ。あと、私の友達に手出すのやめてくださいね。
きれいごととかじゃなくて。そうだ、私一応護身術習ってるんですよね。では」
驚いているベクの手を引いて、軽く会釈してから廊下に出る。
ドアを閉めた途端、
『なんっなのよアイツ！！！！！』
と中からヒステリックな声が響いてきた。
「…わお」
BH「うわぁ…さっさとここから逃げた方がいいかもな」
2人顔を見合わせて意見が一致すると、全力で走った。
――――――――――――
＝一方その頃ジョンインは＝
声のした方に体を向けた瞬間
『あ！ジョンインくんいた！！』
周りに群がる女子。
今日はいつもよりしつこい。
『一緒に帰ろ―！！』
「ごめん無理」
『いいじゃーん！』
『えーじゃあ私と帰ろ！！』
「無理です」
……この下りを永遠と繰り返していました。
あとから聞くところによると、
その日の占いの1位はみずがめ座だったらしく恋愛運のアドバイスに、
“好きな人を誘ってみよう！きっとOKしてくれるはず！”
とあった様です。
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美咲(プロフ) - はい(*≧▽≦) (2015年12月27日 17時) (
レス) id: c61c869359 (このIDを非表示/違反報告)
いわし - 美咲さん» え、いいんですか笑じゃあ参考にさせていただきます笑笑 (2015年12月27日 16時) (レス) id: 4e9dc306a3 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - 全然いいと思いますよ！！笑 (2015年12月27日 1時) (レス) id: c61c869359 (このIDを非表示/違反報告)
いわし - 美咲さん» ありがとうございます！！べくですね…！こんな感じのベクでいいんでしょうか？いっそもっとチャラくしちゃいます？？←え (2015年12月27日 1時) (レス) id: 4e9dc306a3 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - めっちゃ面白いです！！新作もべくがいいです！！ (2015年12月27日 1時) (レス) id: c61c869359 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いわし | 作成日時：2015年9月26日 12時
