２８：ＪＩ ページ28
【ジョンインSIDE】
『よーし！じゃあジョンインとセフンよろしくね！』
その声でぱっと目が覚める。
…何がよろしく？
SE「あーい」
「え、何が？」
SE「あぁ、文化祭の委員」
「は、俺聞いてない」
SE「うん、だって寝てたもん」
俺が勝手に立候補したんだよねーと笑うセフナ。
いや待て待て。
なんで俺が寝てるうちに勝手に決まってんだよ。
「なんで俺なんだよ。お前一人ですればいいじゃん」
SE「なんかこういうのテンション上がるじゃん。
けど俺一人じゃつまんないからジョンイナも道連れ―」
「俺辞退してくる」
SE「は！？待って待って、一緒にやろ！
な、ほら今度チキン奢るから！」
「…(着席)」
チキンの誘惑には勝てない。
まぁ最近金欠だからちょうどいいし。
めんどくさいけどチキンのためにやってやる。←
『ついでに委員会は今日の放課後からね！じゃあみんな解散！』
SE「え、うそ今日から？」
「何、今日なんかあんの」
SE「今日はちょっと…彼女の誕生日、で…」
「…お前が勝手に立候補したくせに」
SE「だって今日からとか知らなかった！」
ごめん！って顔の前で手を合わせるセフナに、一発かましてから帰らせた。
こいつの彼女は他校でなかなか会えないらしいから、今日は見逃してやる。
俺は優しい。うんうん。
『ジョンインくん委員になったってほんと！？』
「あー…うん、ほんと」
生徒会室に向かう途中に何回も女子に聞かれた。
顔も知らないような人から聞かれるから、なんで知ってんのかと少し怖くなる。
部屋に入って待っていると
「お、遅れました…」
と聞き覚えのある声が聞こえた。
「ヌナ！」
思わず手を振って呼ぶと、ヌナは少し驚いてたけど小さく手を振り返してくれた。
ヌナも委員なんだ。
やべ、嬉しい。
――――――――――
委員会が終わって、なんかいろんな女子から囲まれた。
ジョンインくんと一緒でうれしい、とか言われてもそんなの知らねーし。
そんなことより早くヌナと話したい。
ヌナのいた方を見ると、さっきまで誰かと話してたはずなのにいつの間にかいなくなってる。
もう帰ったのかな。
一緒に帰ろうっていうつもりだったのに。
周りの人だかりをかきわけて、ヌナが行ったであろう道を急ぐ。
―――『〜〜〜〜〜！』
…空き教室の方からか？声が聞こえる。
なんとなく気になって、声がした方に体を向けた。
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美咲(プロフ) - はい(*≧▽≦) (2015年12月27日 17時) (
レス) id: c61c869359 (このIDを非表示/違反報告)
いわし - 美咲さん» え、いいんですか笑じゃあ参考にさせていただきます笑笑 (2015年12月27日 16時) (レス) id: 4e9dc306a3 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - 全然いいと思いますよ！！笑 (2015年12月27日 1時) (レス) id: c61c869359 (このIDを非表示/違反報告)
いわし - 美咲さん» ありがとうございます！！べくですね…！こんな感じのベクでいいんでしょうか？いっそもっとチャラくしちゃいます？？←え (2015年12月27日 1時) (レス) id: 4e9dc306a3 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - めっちゃ面白いです！！新作もべくがいいです！！ (2015年12月27日 1時) (レス) id: c61c869359 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いわし | 作成日時：2015年9月26日 12時
