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「べく…！？」
BH「お前はただの幼馴染だと思ってるかもしんねーけど、
…俺はそうは思ってねーよ」
「ど、どういうこと」
BH「…んなの自分で考えろ。俺はまだ言わねー」
「そんなの、言ってくれなきゃわかんないでしょ！」
BH「…はぁ」
…なんでため息吐かれなきゃなんないのよ。
ていうかこの体制どうにかならないの！？
押しのけようと腕を動かすと、すぐに抑えられた。
なんで！？
「…は、離してよ」
BH「顔赤い」
「っは！？な、なに言って…！」
BH「……っ、なんなんだよ」
ぽす、と私の肩に顔をうずめるべく。
「！、っべく…！？」
べくの予想外の行動に不覚にも跳ねる心臓。
し、静まれ心臓…！
何べくごときにドキドキしてんの！！
こんなに近かったら、ドキドキしてんのべくにばれるし…！
一人で葛藤していると、もぞっとベクが動いた。
思わずびくっとなってしまう。
BH「……キムジョンインなんかに取られるぐらいなら、邪魔なんかいくらでもしてやる」
耳元だから無駄に吐息がかかってるー！！
だから無駄にドキッとするー！
「や、やめんかいっ」
BH「うぉわっ」
もう耐えられなくなって思いっきり突き飛ばした。
そしてその勢いで起き上がる。
べくは急なことに驚いたようで、後ろ手をついて体制を保っている。
「な、なんなの急に！？どうしたの！
……いつものべくじゃ、ない…！」
BH「…そーだな、ごめん
……こうなるつもりはなかった」
べくは自分の頭をわしゃわしゃっとしてから、おもむろに立ち上がる。
BH「ん、じゃあ帰るわ。悪かったなっ」
「え、でもご飯…」
BH「おばさんには悪いけど断っとく。
…ごめんな」
そういって笑顔で部屋を出て行ったべく。
笑顔…のつもりだったんだろうけど、笑えてなかった。
「あーー…」
ぼすんっとベッドに倒れ込む。
リビングのほうから、べくとオンマが話している声が聞こえる。
――――――『キムジョンインに取られるくらいなら、邪魔なんかいくらでもしてやる』
さっきのべくの言葉が頭から離れない。
これじゃベクが私のこと…
……まさか、ね。
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美咲(プロフ) - はい(*≧▽≦) (2015年12月27日 17時) (
レス) id: c61c869359 (このIDを非表示/違反報告)
いわし - 美咲さん» え、いいんですか笑じゃあ参考にさせていただきます笑笑 (2015年12月27日 16時) (レス) id: 4e9dc306a3 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - 全然いいと思いますよ！！笑 (2015年12月27日 1時) (レス) id: c61c869359 (このIDを非表示/違反報告)
いわし - 美咲さん» ありがとうございます！！べくですね…！こんな感じのベクでいいんでしょうか？いっそもっとチャラくしちゃいます？？←え (2015年12月27日 1時) (レス) id: 4e9dc306a3 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - めっちゃ面白いです！！新作もべくがいいです！！ (2015年12月27日 1時) (レス) id: c61c869359 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いわし | 作成日時：2015年9月26日 12時
