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JI「あの…」
「あ、ジョンインくん、こいつが昨日言ってたべく。急についてきたいとか言い出して…
ごめん、一緒でもいい？」
「は！？ついていきたいとか言ってねーよ！」
「同じようなこと言ってたでしょ！」
JI「俺は大丈夫ですよ」
「ごめんね、ありがとう」
ベくとは大違いだ。
一応１歳年下なのに、ジョンインくんはとても落ち着いている。
ちらっとベくの方をみてみるとジョンインくんに警戒心むき出しの状態。
…なんで警戒してんだよ。
べくに呆れていると、ジョンインくんがすっとべくのほうに歩み寄った。
JI「…ジョンインです。ヌナの幼馴染さん、ですよね？」
なんだか余裕そうな笑みを浮かべているジョンインくん。
っていうか、
「ヌ、ヌナ…！？」
そういえばさっきもヌナって…！
心臓が、持たない！
JI「ダメですか？」
「だ、だめじゃない、です」
「ダメだろ」
JI「よかった」
「無視か」
ベくはさっきのジョンインくんの言葉が気に障ったようで、不機嫌オーラが半端じゃない。
対してジョンインくんは、表情を変えず平然としている。
…なんだこの状況。
「まぁ確かに幼馴染だな。…今は。」
JI「へぇ…今は、ね。 この先何かあるんですか？」
ジョンインくんはちらりと私を見ると、また視線を戻した。
JI「そうは思えませんけど」
「…チッ」
舌打ち！！どんだけ不機嫌…！？あ、いや、そんなことはどうでもいい。
「…あのさ。そろそろ、帰ろう？」
JI「あ、はい」
「…」
黙って歩き出すベく。
いつもなら絶対何か喋りだすのに…。
JI「ヌナ」
「…あ、うん！？」
な、慣れない…！
JI「昨日の話なんですけど」
「お、おう！？」
…アシカみたいな声出ちゃった。
JI「今言えるような雰囲気じゃないでしょ？」
「ふむ、確かに」
JI「…ヌナはカトクしてる？」
「え、し「してない」…なんでべくが答えんの！」
JI「してるの？」
「して「してないっつってんだろ、しつけーな」…しつこいのはべくでしょ！！」
この人何がしたいの！？
JI「俺ここで曲がります」
「あ、ばいばい。ごめんね、いろいろと」
JI「いえ。……ヌナ。」
「ん？ …え、」
急に手をひかれたと思ったら、額に柔らかい感触が。
「…！？！？」
「っおい！！」
JI「…じゃ。」
そして、笑みを浮かべたジョンインくんはそのまま行ってしまった。
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美咲(プロフ) - はい(*≧▽≦) (2015年12月27日 17時) (
レス) id: c61c869359 (このIDを非表示/違反報告)
いわし - 美咲さん» え、いいんですか笑じゃあ参考にさせていただきます笑笑 (2015年12月27日 16時) (レス) id: 4e9dc306a3 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - 全然いいと思いますよ！！笑 (2015年12月27日 1時) (レス) id: c61c869359 (このIDを非表示/違反報告)
いわし - 美咲さん» ありがとうございます！！べくですね…！こんな感じのベクでいいんでしょうか？いっそもっとチャラくしちゃいます？？←え (2015年12月27日 1時) (レス) id: 4e9dc306a3 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - めっちゃ面白いです！！新作もべくがいいです！！ (2015年12月27日 1時) (レス) id: c61c869359 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いわし | 作成日時：2015年9月26日 12時
